MaruichiMaruichi

Life 感謝文

令和3年11月7日

お客様、ありがとうございます。

祈りと願い事は似ているようでも大きく違うのです。
祈りはどこまでも神様や人々、大自然に対する感謝と賛美です。私はいま、感謝と賛美の心さえ失うことがなかったら、人間は人生でいろいろな壁にぶつかったとしても明るく生きて行けるという確信を抱くようになりました。
本当に苦しい時に感謝、賛美の気持ちを持つことはなかなか難しいものですが、心の奥にその思いをずっと抱き続けていれば必ず道は開かれているでしょう。
苦しい状況を抜け出すヒントは、どのような小さなことでも、いいものに目を留める習慣を持つことだといわれています。
朝起きられること、起きて小鳥の声が聞こえること、顔を洗い朝食をいただけること、会社や学校などその日行く場所があること。
これらは決して当たり前のことではありません。
様々なよき条件が重なり合って初めて、その喜びを味わうことができるのです。
いい言葉を使うのも、いいものに目を留めることと同じです。 
           聖心会シスター・鈴木秀子

本日のご来店心よりお待ち致しております。

令和3年10月31日

お客様、ありがとうございます。

喜劇役者であった西川きよしさんが、初めて吉本新喜劇の舞台に立てる機会を得た時のことである。天にも昇る気持ちだったが、与えられた役はぬいぐるみを着た熊の役であった。
普通なら「何だ熊の役か」と失望するところである。西川さんの立派なところは、すぐに動物園へ出かけて、熊の檻に直行、何時間も熊の行動を見つめ続けた。その仕草を徹底的に学んだのだ。
そしてそれを翌日からのぬいぐるみの熊の役に生かした。熊の役を練習する時も、真剣そのもの全身全霊を打ち込む。あまりの迫力に、周りの人達が後退りするほどだ。おかげでズボンがお尻のところまで裂けてしまう。
駆け出しの新人だ。ズボンを買うお金に事欠いていた。
その時何人もの先輩たちが「新しいズボンを買いな」とお金を握らせてくれた。西川さんのあまりにも熱心な姿勢にほだされたのである。多くの人は「こんな役嫌だ、恥ずかしい」という。いただく役によって態度が変わるうちは駄目だ。人の心は動かせない。すべてチャンスと思いその時の役に徹し切る人は運命を開くことができる。

本日のご来店心よりお待ち致しております。

令和3年10月24日

お客様、ありがとうございます。

長かった残暑も終わり、急に涼しくなりました。山々の紅葉も一気に色づいてきました。読書の秋です。読書週間も二十七日から始まります。
読書セラピー(療法)。聞いたことありますか。
読書によって自分自身が、うつ病を克服した、寺田真理子さん(日本読書療法学会学長)が、次のような効果があると読書を勧めています。
①好きな本を読むことで、ストレス解消
②就寝前の読書は、寝付きを良くする
③アメリカのエール大学の調査では、健康寿命を延ばせるとのこと
④多様性の理解が必要な現代社会ですが、人間関係を欲する共感力が増します。
⑤『現代人の読書実態調査』では、認知症の予防にも効果あり
⑥うつ病の治療法としても勧められています。
                       「ゆうゆう」11月号から

読書が、人生にとって大事なことと分かっていても、読書週間を身につけることは難しいもの。子供の時の習慣付けが一番。子どもの頃のよみきかせ・読書を勧められた経験のある人は、半数の人が一ヶ月に平均三冊以上の本を読んでいます。読書週間の標語は 「いっしょに よもう、いっぱい よもう」 「最後の頁を閉じた 違う私がいた」

本日のご来店心よりお待ち致しております。

令和3年10月17日

お客様、ありがとうございます。

三十八年前、私達マルイチの恩師である関西スーパーの北野会長に初めてお会いしたときに、「本物のスーパーマーケットを目指しなさい」と言われました。私達の使命は、
普段のおかず屋になることです。家庭料理のお手伝いができることです。本物のスーパーマーケットとは、「品質・鮮度が良い、品揃えが豊富である。買いやすい量、買いやすい価格、買いやすい売り場であること」と習いました。そして、「この店があってよかった」と言われる店を目指してくださいと。
 おかげさまで、宮崎一の宮店もオープン一〇〇日目を迎えることが出来ました。
 店長以下まだまだ力不足で、至らないことばかりの一〇〇日だったと大変申し訳なく思っております。
 有りがたいお叱りもいただきました。
 スタッフも少しずつ仕事に慣れてきまして、おかげさまで、新しいお客様も少しずつご来店いただけるようになりました。
 まだまだ行き届かないことばかりですが、これからも誠心誠意、努力してまいります。
 ご指導のほど、よろしくお願い申し上げます。

 本日のご来店心よりお待ち致しております。

令和3年10月10日

お客様、ありがとうございます。

ある女子高校生からの手紙。「私が友人関係でひどく悩んで落ち込んでいた時、母に相談しました。母は黙って聴いていましたが、しばらくしてからこんな手紙をくれました。
『お母さんに打ち明けてくれてありがとう。お母さんは何にもしてあげられないけれど、お母さんに話した分、苦しみは半分になると思います。これからは二人で悩もうね』今までの人生で一番嬉しかったことです」
まず共感すること。どんな内容であれ、その話を受け入れ我が事のように共感する。自分の話にとことん付き合ってくれるという信頼。一緒に考え、一緒に悩んでくれるという信頼。秘密を守り、一人の人間として尊敬してくれてるという信頼。人と人の、親と子の大切な架け橋だ。子供たちは、その鋭敏な感受性で正確に、相手の聴く姿勢、受け入れる容量を読んでいる。本気で聴いてくれる親を持つことが、どれほど幸せなことか。それは「人生で一番うれしいこと」になるほどだ。
        女子パウロ会晴佐久昌栄「星言葉」より

 子どもがなんにも話してくれないと嘆く前に、聞く姿勢を反省してみよう。

 本日のご来店心よりお待ち致しております。