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Life 感謝文

令和3年2月21日

お客様、ありがとうございます。

百歳の現役スイマーとして数々の世界記録を更新した長岡三重子さんが先日、百六歳で亡くなられました。

〈長岡談〉…泳ぎ始めた八〇歳の時、最初は二五メートルも泳げなかったですが、やっぱり練習というのはすごいものですね。週三、四回の練習をずっと続けていったら千メートルでも千五百メートルでも泳げるようになりました。で、八十八歳の時に初めてニュージーランドの世界選手権に出場して銅メダルを一つ。その2年後にはイタリアで世界選手権があって、今度は銀メダルを三つ取りました。この時に火が点いたんですね。金がとりたいって。そのためには効率的に泳がなきゃいけないと思い、九十一歳のときにコーチについたんです。一所懸命教えてもらって、毎年毎年タイムがよくなってね。九十一歳から年を取るたびに速くなったんです。その四年間の努力が九十五歳の時に花咲いたんですね。十八本の世界記録を取ることができました。目標を持ってね、それに突き進んでいくことです。若い時と同じように、老いてからも一所懸命努力しなきゃならないと思います。そういう人だけが楽しい思いをするようになるんです。情熱を持って努力さえすれば何でもできる、できないことはないってことですね。

 本日のご来店心よりお待ち致しております。

令和3年2月14日

お客様、ありがとうございます。

令和三年も、コロナコロナで一ヶ月が過ぎました。

 大変な一年になるでしょう。しかし、ピンチはチャンス。この困難を乗り越えてこそ輝く未来はあります。

 「至誠を本とし、勤労を主とし、分度を体とし、推譲を用とする」。二宮尊徳は報徳思想を広め実践することにより、多くの藩や村を復興しました。

・至誠 まごころのこと。生き方の中心となるもの。

・勤労 社会に役立つように働くこと

・分度 自分の置かれた状況や立場をわきまえ、それぞれの分をわきまえた生活をすること。

・推譲 将来に向けて、生活の中で余ったお金を家族や子孫のために貯めておくこと(自譲)。

    また、他人や社会のために譲ること(他譲)。

 財政破綻、低経済成長、環境破壊を、尊徳の「報徳思想」によって、立て直さねばなりません。

 そのためには、一所懸命に働き、自分のことばかり、目先のことばかりで行動せずに、世のため人のためになれるよう。皆で頑張ってゆくことです。

 著作「論語と算盤」大河ドラマ、新一万円札の顔等話題の渋沢栄一翁も、二宮尊徳を崇拝していました。戦後、奇跡の復興を成し遂げた勤勉は日本人の財です。

 本日のご来店心よりお待ち致しております。

令和3年2月7日

お客様、ありがとうございます。

「菌ちゃん野菜」聞いたことありますか。菌ちゃん(有用微生物)でいっぱいになった土で育った野菜のことです。「長崎県の有機農家、吉田俊道さんは、生ゴミや雑草を微生物の力で発酵さ

せ土作りを行い野菜自体の抗酸化力(抵抗力)を高め、病気や害虫に負けない元気野菜を育てています。収穫した野菜は、栄養豊富で自然の甘みに優れ、味が良いのです。」 元気な野菜には、虫害や病気に負けない抵抗力があるのです。虫害や病気になる野菜は弱い野菜、腐りやすい野菜なのです。虫(害虫)は、本来健康とは反対の抵抗力のない弱ったもの、死んだものを食べて生きる生き物なのです。だから人も野菜も元気になればなるほど虫も病気も来にくいわけです。有機農業とは、土に有機物を入れることで、微生物で一杯にして、微生物代謝物質をたくさん吸った元気な野菜をつくることです。いま全国の保育園などで、菌ちゃん野菜作りが徐々に広がり始めています。元気な野菜を育て、その元気をいただくのです。佐世保の保育園では、菌ちゃん野菜の給食を始めて、園児の病気欠席が一〇分の一に減ったそうです。

                                 「大地といのちの会」理事長 吉田俊道

 日向百生会野菜も「菌ちゃん肥料」で育てています。

 本日のご来店心よりお待ち致しております。

令和3年1月31日

お客様、ありがとうございます。 

「鬼は~そと! 福は~うち!」。今年も節分がすぐそこまでやきています。豆まきや恵方巻の準備は進んでいますか? 

 ところで節分といえば毎年二月三日ですが、実は今年の節分は二月二日なんです。明治三〇年二月二日以来、実に一二四年ぶりとのこと! 

 太陽の位置が毎年ずれるので、立春の日や期間はその年によって変わります。知っていましたか? 

 立春の縁起の良い食べ物には、立春朝搾りや立春の和生菓子があります。 

 ほかにも立春大福や立春大吉餅、立春大吉豆腐など縁起が良いとされている食べ物があります。 

 立春朝搾りとは立春の日の朝一番に仕上がったお酒のことで、立春の日にいただくと福を呼ぶとされています。また、お酒と同じように立春の朝に作られた和生菓子も縁起が良い食べ物と考えられており、桜餅やうぐいす餅があります。 

 豆腐は、邪気を祓う食べ物で、立春の前日(節分)に「今までの穢れや罪を祓う」としていただき、立春当日に「汚れのない真っ白い身体に幸せが来ますように」としていただくのです。 

「立春」は春の訪れを告げる日として、古来より大事にされてきました。 

 本日のご来店心よりお待ち致しております。 

令和3年1月24日

お客様、ありがとうございます。 

セイコーの創業者、服部金太郎の若い頃の逸話です。金太郎が奉公していた商店が破産しかかった。すると、金太郎は自分の預金を全部、主人の前に差し出して言ったという。「これはお店からいただいた給金の残りですから、自分で勝手に使ってはいけないと思い、貯めていたものです。それがお店のお役に立てて頂けるなら、この上の喜びはありません」。 

この心のありようには気高いものさえ覚える。この気高さが金太郎に人生を大きく発展させた礎になったことは確かである。 

京セラの創業者稲盛和夫が一貫して説いてこられたのも、「心を高めない限り、経営は伸びない」ということである。 

その哲学は「才能を私物化してはならない」という一語に顕著である。 

才能は天から与えられたものだから公のために使うべきで、私のために使ってはならないというのである。稲盛哲学の真骨頂である。心をその高みに置くことで、氏は今日の偉業を果たしたのだ。 

心のありようがいかに大きな人生の差異となるか。そのことを肝に銘じ、自らの心を高め、運命を伸ばしたいものである。 

        『致知』編集長 藤尾秀昭 

 本日のご来店心よりお待ち致しております。