感謝文
令和7年8月16日
お客様、ありがとうございます。
お釈迦様の弟子に、阿南尊者という方がいました。二十五年間、一日たりともお釈迦様の側を離れなかった、という人です。
お釈迦様がお亡くなりになるとき「お釈迦様が亡くなったら、私は何を頼りに生きていけばいいのですか」と阿南尊者はお釈迦様にすがりました。
お釈迦様は、「自灯明、法灯明」。自らを灯火とし、教えを灯火として生きよ…と。さらに、
「己こそ己の寄る辺、
己を措きて、誰に寄る辺ぞ、
よく整えし己にこそ、
まこと得がたき寄る辺をぞ得ん」と応じられた。
よく整えられた自己こそ、決して無くなることのない得がたきより所である。他をより所としてはならない、と。
人は孤独を恐れます。けれど、常に自分と共にあるのは、唯一、自分自身です。
命尽きるまで、決して離れることはありません。これほど頼れる相手は他に居ないはずなのに、人はそれに気づいていない。 龍門寺住職 河野太道
一人の時間を持ち静かな場所で、じっくり自分と向き合うことも大切なことです。
本日のご来店心よりお待ちいたしております。
令和7年8月9日
お客様、ありがとうございます。
「衆生無辺請願度」は「四弘請願文」というお経の一節。悩み苦しむ人すべての人達を救い助けるのだという誓願です。師はこう話してくれました。「確かに四弘請願文は大変なことを言っている。だからといって、どうせ無理だからと最初から諦めて何もやらないのではダメなんだ。まず一人でもいいからなんとか救ってあげる。そうすれば、少なくともその一人は救われる。これで良い」
檀家さんの法事に急いでいるとき、信号のない交差点で対向車が右折したくてウインカーをだして停車しているのに、譲らなくてそのまま通過したのです。「私が譲らなくても誰かが止まってくれるだろう」と、つい言い訳して通り過ぎて心配になってバックミラーを覗くと、その車は右折できなくて対向車線はいよいよ渋滞している。その時、「しまったなあ」と後悔したのです。自分も道を譲って貰ったことがあるのにと、申し訳なく思い、それからは、必ず道を譲ることにしています。
すると対向車の方が会釈をしてくれます。自分もなんだか救われたような気持ちになるのです。
まず「一人に寄り添う」真摯に、誠実に向き合ってまいります。
静岡・平田寺住職 竹中智厚
本日のご来店心よりお待ちいたしております。
令和7年8月2日
お客様、ありがとうございます。
丸ごと野菜スープ 「命のスープ」
材料 五種以上の丸ごと野菜
※赤(紫)・白・黄・黒(茶)・緑の五色の野菜を揃えると栄養バランスも良い。
例 ごぼう・カリフラワー・パプリカ・ブロッコリー・人参・蕪・カボチャ・マッシュルーム
作り方 一、野菜は切らずに皮も根も鍋に入れる。大きすぎるときは適当に切る。二、野菜がかぶる位の水を入れて、火にかけ、崩れたり色が変わりやすいものは、15~30分で取り出す。三、水が減ってきたら、野菜が充分浸るように水を足しながら。60~90分煮る。
※ 野菜のスープは滋味たっぷり、そのまま飲むほか、だしとして使ってもOK。冷蔵庫で一週間保存可能。
なぜ、丸ごと?植物は、害虫や強い日光、風雪への防御力を持ちます。それがサポニンやリコピンなど多種の抗酸化物質(ファイトケミカル)です。それらがスープに溶け出し健康に繋がります。
「私の医食同源」 食改善アドバイザー 成田和子
明日、財光寺店にて開催のファーマーズマーケット・日向百生会コーナーにて参考資料配布いたします。
家族で毎朝飲んでいます。お試しください。
本日のご来店心よりお待ちいたしております。
令和7年7月26日
お客様、ありがとうございます。
ゴミを拾えば拾う習慣が身につき、
捨てれば捨てる習慣が身につく。
ゴミを捨てたからといって、急に人生が悪くなるわけではありません。だから無神経に捨てる。その考え方が問題です。捨てる人は捨てる一方、捨てる人で拾う人はまずいないものです。
反対に拾う人は捨てません。この差は年月がたてばたつほど大きな差となって表れます。
人生はこうしたことの積み重ねですから、ゴミ一つといえども小さなことではありません。世の中には、一所懸命に努力しても報われない人がいます。逆に、結構ゆとりを持って悠々と生きている割には恵まれた生き方をしている人がいます。
この差をよく注視すると、その人の身についている習慣の差であることがわかります。「優れた人とそうでない人の差は、その人の身についている小さな習慣の差である」と言われる所以はそこにあります。私達人間は九割以上を習慣で生きているそうです。人生を良くしようと願うならば、一つひとつ良い習慣を身に付ける努力をすることです。まず、足もとのゴミを拾う実践からはじめてみてはいかがでしょう。 「人間を磨く言葉」鍵山秀三郎
本日のご来店心よりお待ちいたしております。
令和7年7月19日
お客様、ありがとうございます。
世界で酷暑が続いている。日本の六月は観測史上最も暑かった。七月も全国で猛暑日が続く見込みだ。スペインやイタリアでも連日最高気温が四十度を超え、警報を出す状態になっている。
スペインでは気温が四十六度まで上昇し、フランスでは多くの学校が休校した。イタリアでは一部の地域で、日中の屋外労働が禁止となった。
米国ボストンでは三十九度に達する日があり、カリフォルニアでの山火事では建物やインフラが損壊し四十兆円の経済損失が出たと推計された。
温暖化は、世界で起こるインフレとも密接に関わる。現状のまま気温上昇が続けば作物の不作が続き食糧難が起こる。カカオやオレンジ、オリーブなどの果実は多雨や干ばつと言った天候不順が原因で収穫量が減少し価格高騰につながっている。
夏の酷暑は鉄道にとっても大敵だ。線路の歪みが確認され、運転を見合わせる事例が全国で相次いでいる。JR大分日豊線でも運休や遅れが出た。
日本経済新聞七月十三日
今年の暑さには、バテています。夏の土用丑の日が今年はおかげで二回(十九日、三十一日)あります。ウナギを食べて元気を出して行きましょう。
本日のご来店心よりお待ちいたしております。