THANK YOU

感謝文

令和8年2月21日

お客様、ありがとうございます。
「お魚」 金子みすゞ
海の魚はかわいそう。
お米は人につくられる、
牛は牧場で飼われてる、
鯉もお池で麩を貰う。
けれども海のお魚は
なんにも世話にならないし
いたずら一つもしないのに
こうして私に食べられる。
ホントに魚はかわいそう。
ある幼稚園でこの詩を読んだら、一人の子が「だから、ぼくお魚食べないんだよ」と言ったそうです。聞いているお母さん方はみんな笑いました。
続いて、ほかの子が「ちがうよね先生。だから一生懸命食べるんだよね」。お母さん方は、ほっとしたようにうなずきます。
でも、「だからぼくお魚食べないんだよ」と言った子の方が正直だったんです。次の子も、同じことを言って、お母さんから教えてもらったのでしょう。他の命を頂いて、人間の命は支えられてるという根源的な哀しみを忘れてはなりません。
それが「ごちそうさま」という感謝になるのです。
本日のご来店、心よりお待ちいたしております。

令和8年2月14日

お客様、ありがとうございます。
二十二歳の時、インドを一人旅、ネパールまでの長距離バスで、めまいと吐き気を催して途中で降りた。その時、バス停で四歳くらいの物乞いの少女に出会った。彼女は気分が悪くうなだれている私の前に座って、自分が物乞いをして手に入れた小さな蜜柑を一つ、私の手に握らせ、「カーオーカーオー〈食べろ、食べろ〉」と言う。私は喉が渇いていたので小さな声で『シュックリア〈ありがとう〉』と言って蜜柑を貰った。
それから、道向こうのお金持ちらしいおばさんに、何回も手を差し伸べ物乞いするがおばさんはガミガミと怒ってる。今度は近くの男の人に手を差し伸べた。男の人は胸のポケットから硬貨を取り出し少女の手に握らせた。お金を手にした少女は、お店でお茶を負けてくれと頼んでいる様子、突然ニコッとこっちを見るとお茶屋から二杯のチャイを手にして私の所へ走ってきた。「ピーオ〈飲みな〉」と、小さな汚れた手でお茶のコップをつかんで差し出した。私はこの時ほどうれしく、涙が溢れそうになったことは無かった。貧しい自分のわずかな食物を、分けてくれた彼女の優しさを今も忘れない。
小さな親切運動・涙が出るほどいい話
本日のご来店、心よりお待ちいたしております。

令和8年2月7日

お客様、ありがとうございます。
そのときの出逢いが 相田みつを
出逢い
そして感動

人間を動かし
人間を変えてゆくものは
むずかしい理論や
理屈じゃないんだよなぁ

感動が
人間を動かし
出逢いが
人間を
変えてゆくんだなあ……

今年も、たくさんの出逢いがあることでしょう。
その一つひとつの出逢いを大切にして生きてゆくときに、きっと良いこと、楽しいこと、嬉しいことが人生に、感動と彩りをつけてくれるのです。
哀しい涙、辛い言葉にも、出逢いがあるかも。
今日の出逢いを、今日一日を、大切に。
皆様にとって充実した一年でありますように。
本日のご来店、心よりお待ちいたしております。

令和8年1月31日

お客様、ありがとうございます。
節分の起源は、古代中国の「追儺」という儀式から始まりました。
追儺は、悪霊を追い払うための行事です。その時に豆を使った風習も加わりました。
豆は、「魔を滅する」という意味を持っており、邪気を払うために撒かれる様になったのです。
その後、豆まきが一般的になり、「鬼は外、福は内」という掛け声と共に豆をまくことで、家庭の中に悪いものが入らないように祈ると同時に、年齢の数だけ豆を食べることで、健康を祈るという風習も、今は根付いています。
豆は「大豆」を用いることが一般的です。
恵方巻は、「縁を切らない」という意味で切らずに一本丸ごと食べるのが作法です。
今年の福徳を司る歳徳神がいる南南東〈恵方〉を向いて最後まで無言で食べます。
恵方巻の手作りにチャレンジしたり、鬼の面をつけて、家族や友人、子供たちなどと、楽しむのもいいものです。そして翌日は立春。春一番が吹き、春告鳥(鶯)が鳴き始め、梅の花が咲き、少しずつ暖かくなるのです。
本日のご来店、心よりお待ちいたしております。

令和8年1月24日

お客様、ありがとうございます。
孫娘が年少に入園する時「これから出会う人はみんな先生だからね。良いことをする人は『良い先生』で、真似をしなさい。悪いことをする人は『悪い先生』で真似をしてはいけないよ」と。
「今日は良い先生に出逢ったよ。笑顔で挨拶した人、おばあちゃんを車椅子に乗せて押していた女の人」。「今日は悪い先生だった。道の石ころをけって川に落とした人」。「はて」と思い「どうして悪いの」と尋ねたら、孫娘は「川に落ちた石は水の中から出れないし可哀想でしょ」と言う。
私は「ものを思いやる優しい心が芽生えたね」と、褒めてやった。報告はいつもきちんと家族で聞いてあげたが、中学生になってしなくなった。
もう飽きたのかと思っていたら、高校卒業式の日、「お爺ちゃんに教えてもらった『みんな先生』の話したら、みんなも素晴らしいと言って仲間がたくさん増えたよ」と喜んでいた。そして「私もみんなから見られてると思ったら、言葉遣いや行動にも気をつけるようになりました。これからも一生続けます。この『みんな先生』が、全国に広がれば素晴らしいよね」と嬉しい言葉でした。
笑顔の孫娘は光輝いていた。(山口県山根敏正)
本日のご来店、心よりお待ちいたしております。