MaruichiMaruichi

Life 感謝文

令和7年1月1日

お客様、ありがとうございます。

あとから来る者のために
田畑を耕し
種を用意しておくのだ
 山を 川を 海を
きれいにしておくのだ
ああ
あとから来る者のために
苦労をし
我慢をし
皆それぞれの力を傾けるのだ
あとからあとから続いてくる
あの可愛い者達のために
みなそれぞれ自分にできる
何かをして行くのだ
     「あとから来る者のために」 坂村真民
世界が、何もかも大きく変わろうとしています。
地球も気候も、政治も経済も、そして自然も。
けれど、私達は、あとから来る者のために全力で良い世界を残しておこう。人類の未来のために。
今年も健康で豊かな食をサポートできるように頑張ります。ご贔屓よろしくお願い申し上げます。
本日のご来店心よりお待ちいたしております。

令和6年12月29日

いよいよ今年も残り三日となりました。
年ごとに正月の習わしや、雰囲気がなくなって行くことは時代の流れとはいえ寂しいことです。
門松やしめ縄は、それを目印に神さまが天から降りて来るとも、あるいは、ただ今、我が家にご滞在中という印とも言われています。
しめ縄を飾ることで、その家を守る魔よけになるのです。
鏡餅は、三種の神器の一つである銅鏡を形取ったものだそうです。昔より鏡には神様が宿ると言われ、正月の床の間に鏡餅を供えるのは神さまをまつることなのです。
鏡餅を二つ三つと重ねるのは、福が重なるようにという思いであり、裏白は裏も真っ白ということで、人間正直であれと。橙は代々栄えるように、昆布は「よろこぶ」が多いことを、ゆずり葉は、家系が絶えないことを願ったものです。
ともかくあなた(阿弥陀)任せの年の暮れ
目出度さも ちう位也 おらが春
年玉の さいそくに来る 孫子かな            小林一茶
今年も一年間、ご愛顧有り難うございました。
来年も従業員一同心一つにして頑張ります。

令和6年12月21日

私が両手をひろげても、
お空はちっとも飛べないが、
飛べる小鳥は私のように、
地面を速くは走れない。
  私がからだをゆすっても、
  きれいな音は出ないけど、
  あの鳴る鈴は私のように
  たくさんな唄は知らないよ。
鈴と、小鳥と、それから私、
みんなちがって、みんないい。
       「私と小鳥と鈴と」金子みすゞ
国が違う、宗教が違う、人種が違う、文化が違う、言葉が違う、歴史が違う。
みんな人類、みんな人間だ、みんな仲間だ。
今、世界中で戦争が起こっている。同じ人間同士、なぜ殺し合い憎み合わねばならないのか。
違ってもいいじゃ無いか。違うからいいのじゃ無いか。お互い支え合い、譲り合い、助け合って、この地球で平和に暮らして行きたいじゃないか。
今こそ、世界の人々が手を繋ぎ、心を通わせ、人類平和、思いやりの地球を創ろうではないか。
本日のご来店心よりお待ちいたしております。

令和6年12月14日

食品業界における今年の重大ニュースのひとつが、「令和の米騒動」でした。都会のスーパーでは一時、主食である米が、店頭から無くなりました。
コメだけでなく、トマトやダイコン、ネギといった野菜類も不作で、価格が高騰し、十月下旬ごろには平年の二倍以上の高値でした。農林水産省の調査によると、十月の価格は大根、人参、葱が平年の倍以上の高値、トマト、レタスも異常価格でした。冬野菜の白菜やキャベツも同様です。
果実についても、りんごの着色不良のほか、ミカンの浮皮(果肉と果皮の分離)、ブドウが柔らかくなって腐るといった高温障害が全国で相次ぎ、全般的に倍近い高値となってます。
原因は、これまでにないレベルの今夏の猛暑(特に長期間)や集中豪雨、干ばつ、日照り、一月の寒波という異常気象と言われてます。
                             (ヤフーニュース)
お客様には、異常高値が続く米や野菜、果物で、大変ご迷惑をおかけしております。
農家の方も、大変です。来年も、このような異常気象が続いたらと心配されています。春夏秋冬、当たり前の気候になって欲しいと祈っています。
本日のご来店心よりお待ちいたしております。

令和6年12月7日

夫を亡くして一〇年になる。
働いているときはさほど感じなかったが、職を失い、新しく狭いアパートに一人で暮らし始めたら、一日中、人の顔を見ることもなく、話すこともないので、声が出にくい状態になるものらしい。
変なものである。
そんなある朝、ゴミを捨てに行こうと考えていると、「おはようございます」と元気な声がして五年生くらいの男の子が、大きなゴミの袋を持って走り抜けていき自分のゴミを捨てて戻って私に言った。
「捨ててきてあげる」「まあ、ありがとう」。
私もおばあさんに見られたものだと苦笑したが、とても嬉しかった。
声をかけられることがこんなに心を温かくするものとは…。
五四軒の家族が住む一つの玄関のアパート。皆が挨拶を交わし合う「ここ」が大好きになりました。
                   「涙が出るほどいい話」 札幌市 栗野けい子
隣近所でも、挨拶ひとつ交わすことさえ、少なくなった世の中です。心を繋ぎ、助け合い、支え合ってこその人間社会だと思うのですが。
本日のご来店心よりお待ちいたしております。