感謝文
平成29年7月30日
スウェーデンはのモデルと言われるけれども、社会のゆがみもされています。
二〇世紀を丸ごと生きた百歳を越えるお年寄りに、一番印象に残る出来事は何でしたかと質問したところ、何と答えたか。それは「家族のです」というな一言でした。
スウェーデンのな福祉政策は家族のと引き換えに成り立ったものかも知れません。すべて社会がを見なければならないという考え方の行き着く先の大きな落とし穴かも。以前、テレビ番組で、スウェーデン人と結婚した日本人妻は、スウェーデンは社会の隅々にまで「」としての意識が確立しているけれども、て「」と言うのです。 夫婦であっても自分の食事は自分で作り、相手に作ってもらうことはしない。夫が居間でアイロンをかけていても、それは自分のシャツだけ。もちろん家計もきっちりだそうです。夫や妻よりも個人が最優先されるからです。
夏休みが始まりました。家族のあり方について親子で話し合うことも大事かもと思います。
本日のご来店心よりお待ち致しております。
平成29年7月23日
あさって、25日は。今年は、8月6日と2回あります。土用というのは、季節の変わり目、つまり立秋、立冬、立春、立夏の前日18日間をいいます。つまり土用丑の日は、春夏秋冬、季節ごとにあると言うことです。 その上、今年は夏の土用丑の日が2回。ウナギが2度も食べられる美味しい年です。
関西と関東ではうなぎの調理法が違います。頭がなくが関東、頭がついたままが関西。
【 関東風 】
(頭はとる)⇒ ⇒ ⇒再び焼く。 柔らかい!
【 関西風 】
(頭はつけたまま)⇒焼く。 パリッと香ばしい!
武家社会の関東ではに通じることのない「背開き」、商人社会の関西ではを割って話せるとして「腹開き」をするといわれてます。
千年も前から夏ばてにはうなぎと言われていたようで、万葉集に「に 夏やせに よしという物ぞ とり」 本日のご来店心よりお待ち致しております。
平成29年7月23日
「」 金子みすゞ
にもいわずにおきましょう。
朝のお庭のすみっこで、
花がほろりと泣いたこと。
もしもがひろがって
のお耳へはいったら、
悪いことでもしたように、
をかえしに行くでしょう。
花からが、ほろりと落ちるのを、小鳥さんか虫さんが見てて「何で泣いたの?」。お花さん、かわいそうと思ったのでしょう。
そんなを聞いて、今朝、を吸いに来たさんが、もしかしたら、私が蜜をもってきたからとして、あわてて蜜を返しに来るかも、と優しいみすずさんは思ったのでしょう。
こまやかで、やわらかな優しさ。たおやかで、清らかなの深さ。みすゞさんの詩をといつも心がきれいになります。
本日のご来店心よりお待ち致しております。
平成29年7月16日
「と」 金子みすゞ
泥の中から
花が咲く。
それをするのは じゃない。
の中から
が出る。
それをするのは じゃない。
それに私は
気がついた。
それも私の せいじゃない。
みすゞさんは、この詩で何を言いたいのでしょうか。浄土真宗の教えは「」です。私達が幸せでいること、にっていること、今、生きていること。人生そのものすべてが仏さまの。そのことにみすずさんは気が付いたと言われるのでしょう。
世の中、自分中心に回っているように、思いがちですが、「」を捨ててこそ、があると言っているのかなと思います。
本日のご来店心よりお待ち致しております。
平成29年7月9日
「私は人のアラばかり気になって・・・なんとかしたいのですが・・・」。
人の欠点ばかり気になる。解決方法は一つ。
自分の欠点を気にしないこと。自分の欠点を見逃すこと。自分の欠点をなかったことにすること。自分の欠点が気になり,それを許していないから,他人の欠点も気になるのです。
自分の欠点を許し認めてあげれば,自然と他人の欠点も気にならなくなります。しかし,自分の欠点を受け入れることはなかなかできないものです。そこで,もう一つの解決方法があります。
一つ「わるいところ」を見つけたら、次はその人のよいところを頑張って一つ見つけます。
二つ「わるいところ」を見つけたら、同じ数の二つ「いいところ」を探します。
こうして欠点だけでなく,よいところを見るように強制的に自分で仕向けていくのです。
続けていくと,だんだん,人の欠点が気にならなくなります。さらによい点は,少しずつ感謝の気持ちが持てるようになります。小林正観
本日のご来店心よりお待ち致しております。