感謝文
令和2年12月6日
お客様、ありがとうございます。
「化学肥料や農薬を使った野菜よりも、有機栽培の野菜の方がおいしい」その差は土づくり、そして肥料。
堆肥のチッソ分も化学肥料と同じアンモニア態チッソの形をしており、土中で硝酸化成菌という微生物に分解され、硝酸態チッソになります。植物は、チッソ分を硝酸態チッソとアミノ酸でしか吸収することができません。植物は硝酸態チッソを吸収した後、光合成により体内でアミド態チッソ→アミノ酸→たんぱく質と変化させていき、自分の体を作っています。硝酸態チッソよりも2段階後のアミノ酸を吸収すれば、あとはたんぱく質を作るだけ。
工程が少ないと体内の糖分を使用しないため、余分な糖分が作物の中に残ります。糖分が残れば糖度が上がり、おいしくなります。
だったら肥料分をアミノ酸で与えればいい。そこでチッソをアミノ酸の形にしておくためには、ボカシ肥料。堆肥や化学肥料ではできません。効率よく、アミノ酸を供給できる有機質肥料がボカシ肥なのです。アミノ酸の他、植物ホルモンなども含まれてい
ます。
ぼかし肥料でしか作れないアミノ酸、そして植物ホルモン。有機栽培には、安全・安心以外にこういったメリットがあるのです。
本物の食べ物クラブ 手島奈緒
今日は月一回の財光寺店での有機野菜市です。
令和2年11月29日
お客様、ありがとうございます。
下手だから下手、ダメだからダメ。本当のことを言っているだけなんです。そして本当のことを言ったら、私は必ず直す方法を言います。一つの方法だけでは直りませんから、今度はこうやってごらんと、どんどん次の直し方を言う。そして直ったと思ったら、「それでいいよ」とちゃんとOKを出すんです。
ここで皆さんに叱るコツをお教えするならば、叱るときはまず現行犯で叱ってください。いまのそれがダメなんだって言われたら、人間は反省します。
「君、この前も同じことを言ったよ」と古いことを持ち出してはいけません。これをやられると、いまやったことへの反省が薄れてしまうんです。もう一つしてはいけないのは、しつこく叱ること。それは本人の自己満足で、聞いている人は「もう分かったよ」って嫌気が差してくるんです。現行犯で叱ること、古いことを持ち出さないこと、しつこく叱らないこと。叱るコツはこの三つです。叱るとは、この人は、絶対にこのままでは終わらないんだ。
いまの状態よりも必ずよくなるんだと、その人の可能性を信じることなんです。だから本気でぶつかり、よくなるまで指導し続けるのです。
日本シンクロナイズドスイミング五輪コーチ 井村雅代
本日のご来店心よりお待ち致しております。
令和2年11月22日
お客様、ありがとうございます。
東北の牧師さんが私財を投じて、親のいない知的障害の子供たちをあずかり、教育をしておられます。
ある時、五百円、百円、五十円、十円、五円、一円の六種類のお金を値打ちのある順に並べるというお金の価値判断テストをされました。
十五歳になったヨウコちゃんもこの試験を受けました。彼女はためらわずに十円玉を取りました。先生方はがっかりされました。再度、試されたのですが、やはりまた、十円玉を取ったのです。十円玉をとって嬉しそうな顔で「先生これだ」といって出したときに、ヨウコちゃんの毎日の行動を思い出しておられた若い先生がハッと気が付かれたのです。
ヨウコちゃんは、お母さんがいなくて、お父さんは病気で寝ておられます。彼女は一日の勉強が終わるとお父さんに電話します。すると「お父さんの病状は大丈夫だから心配しなくていいよ」と、それからしばらくお話をしています。そこで気が付かれたのです。寄宿舎の赤電話は十円玉しか使えません。ヨウコちゃんにとっては、お父さんの声が聞かれる赤電話の十円玉が一番値打ちのあるお金だったのです。彼女はお金の本当の値打ちを知っていました。
南蔵院林覚乗師
本日のご来店心よりお待ち致しております。
令和2年11月15日
お客様、ありがとうございます。
本当の友人は、ときにあなたの気にさわる人物となる。益になる友というのは、とにかく気にさわり、おもしろくない人間にも見えてしまうのだ。逆に損になる友のほうが、気楽に見えたりする。このことを、あなたはよく知っておくべきだろう。
どうして益になる友が気にさわるかといえば、相手は「自分が不足しているもの」を持っている存在だからだ。だからこそ、ときに対立するのだが、逆にいえば「あなたに欠けているものを補ってくれる存在」になる。つまり、意見の違いから、ときどき争うくらいの友のほうが、本当は「益になる友」なのだ。では、益になる友を、どのように見分けたらいいのか?
その人が正直で剛直であること。
誠実で、温かい心の持ち主であること。
豪壮で、英知を持った人物であること。
行動が速く、決断力を持っていること。
小さなことにこだわらず寛大な心を持っていること。
この五つではないかと、私は思う。あなたが将来において大成したいなら、こういう人物を真の友として選ぶべきである。
『啓発録』橋本左内
友を選ばば、書を読みて、六分の狭気、四分の熱。
本日のご来店心よりお待ち致しております。
令和2年11月8日
お客様、ありがとうございます。
いつの頃からか我が家の柱に母の字で書かれた黄ばんだ紙が貼られていました。「あせるな。おこるな。いばるな。くさるな。まけるな」。私は「あおいくま」と覚えていました。「広志、この言葉だけは覚えておきなさい。これを覚えておけば大丈夫だから」と母。
それからというもの僕はことあるごとにこの「あおいくま」を思い出し心の支えとしてきました。
中耳炎になったのは小二の時です。しかし貧しかったので母に心配をかけるからと黙っていました。耳の痛みはその後も時々起こり耳垂れが出ることもありましたが我慢して、母には言いませんでした。ところが中二のとき突然耳鳴りがして右耳に激痛が走り、その場に倒れ込んでしまいました。真珠腫性中耳炎。即入院。
その時でも私は「お母さんに心配かける」とばかりを考えていました。母はそんな私に今まで気づかずに突然、息子が片耳が聞こえなくなると宣告されて、母としてどんな気持ちだったろうと思い、今でも胸が痛みます。だけど、僕が落ち込んだのは一瞬でした。すぐに「左耳が聞こえるからいいや」と気持ちを切り替えられました。母譲りの❞いい加減さ❝と「あおいくま」のおかげです。
ものまねタレントコロッケ(滝川広志)
本日のご来店、心よりお待ち致しております。