MaruichiMaruichi

Life 感謝文

令和7年8月30日

お客様、ありがとうございます。
今年百二歳となられた茶道裏千家前家元の千玄室氏(八月十四日ご逝去)が生前言われていました。
東日本大震災の苦しみから立ち上がるべく、沢山の人達が今も頑張っておられます。被災者の方とお目に掛かってお話をしたり、お茶を差し上げたりしました。あるお婆さんにお茶を差し上げた時、「ああ、このお茶が頂けてよかったな。お茶のことは知らんけど、この点ててもろうたお茶が、どんなに心を癒やしてくれたことか」としみじみ、言われました。それを伺ったときに私は「たった一椀のお茶でも、こんなに役に立つのだな。ありがたいな。もっともっと多くの方にこの一椀のお茶を飲んでいただいて、皆さんが少しでも苦しみ、
悲しみから逃れられるようにしなければいけない」と自分に言い聞かせたものです。大切なのは、そういう思いやりの気持ちを失わないで、他の人に対して手を差し伸べていくことではないかと。
その時に人生の本当の幸せを感じられるのではないでしょうか。「ありがたいな、もったいないな」という気持ちを多くの人が持っていただけたら、平和という言葉を使わなくても本当に落ち着いた世の中になっていくのではないでしょうか。
本日のご来店心よりお待ちいたしております。

令和7年8月23日

お客様、ありがとうございます。
明治二十三年、和歌山県沖で難破したトルコ軍艦の話。その時、近くの大島村民が流れ着いた六十九人の乗組員を発見。村民は自らの貧しい生活も顧みず、大切な食べ物まで提供して親身にお世話しました。この話を耳にされた明治天皇は、間髪を入れずに医師団を派遣、遭難者に手厚い看護を施し、二隻の軍艦でトルコまで護送したのです。
この話の後日談。昭和六十年イランとイラクが戦争していた時のこと。イラクは、「これから四十八時間以降、イラン上空を飛ぶ飛行機はすべて撃ち落とす」と宣言しました。世界各国は素早く対応し、自国民の引き上げを早々に完了しましたが、日本だけ対応が遅れ、二百十五人がとり残されてしまったのです。その時、即座に飛行機を派遣し、残された日本人を救い出してくれたのがトルコでした。それは九十五年前の大島村民の行為に対する恩返しだったのです。以来トルコと日本は友好関係を深めながら今日に至っています。
 見返りを求めない行為が、善の循環をもたらしたエピソードです。 イエローハット創業者鍵山秀三郎
世界が善の循環を心がけるなら、戦争などなくて、平和で豊かな地球になれるのにと思います。
本日のご来店心よりお待ちいたしております。

令和7年8月16日

お客様、ありがとうございます。
お釈迦様の弟子に、阿南尊者という方がいました。二十五年間、一日たりともお釈迦様の側を離れなかった、という人です。
お釈迦様がお亡くなりになるとき「お釈迦様が亡くなったら、私は何を頼りに生きていけばいいのですか」と阿南尊者はお釈迦様にすがりました。
お釈迦様は、「自灯明、法灯明」。自らを灯火とし、教えを灯火として生きよ…と。さらに、
 「己こそ己の寄る辺、
 己を措きて、誰に寄る辺ぞ、
 よく整えし己にこそ、
 まこと得がたき寄る辺をぞ得ん」と応じられた。
よく整えられた自己こそ、決して無くなることのない得がたきより所である。他をより所としてはならない、と。
人は孤独を恐れます。けれど、常に自分と共にあるのは、唯一、自分自身です。
命尽きるまで、決して離れることはありません。これほど頼れる相手は他に居ないはずなのに、人はそれに気づいていない。 龍門寺住職 河野太道
一人の時間を持ち静かな場所で、じっくり自分と向き合うことも大切なことです。
本日のご来店心よりお待ちいたしております。

令和7年8月9日

お客様、ありがとうございます。

「衆生無辺請願度」は「四弘請願文」というお経の一節。悩み苦しむ人すべての人達を救い助けるのだという誓願です。師はこう話してくれました。「確かに四弘請願文は大変なことを言っている。だからといって、どうせ無理だからと最初から諦めて何もやらないのではダメなんだ。まず一人でもいいからなんとか救ってあげる。そうすれば、少なくともその一人は救われる。これで良い」
檀家さんの法事に急いでいるとき、信号のない交差点で対向車が右折したくてウインカーをだして停車しているのに、譲らなくてそのまま通過したのです。「私が譲らなくても誰かが止まってくれるだろう」と、つい言い訳して通り過ぎて心配になってバックミラーを覗くと、その車は右折できなくて対向車線はいよいよ渋滞している。その時、「しまったなあ」と後悔したのです。自分も道を譲って貰ったことがあるのにと、申し訳なく思い、それからは、必ず道を譲ることにしています。
すると対向車の方が会釈をしてくれます。自分もなんだか救われたような気持ちになるのです。
まず「一人に寄り添う」真摯に、誠実に向き合ってまいります。
 静岡・平田寺住職 竹中智厚
本日のご来店心よりお待ちいたしております。

令和7年8月2日

お客様、ありがとうございます。

丸ごと野菜スープ 「命のスープ」
 材料 五種以上の丸ごと野菜
 ※赤(紫)・白・黄・黒(茶)・緑の五色の野菜を揃えると栄養バランスも良い。
 例 ごぼう・カリフラワー・パプリカ・ブロッコリー・人参・蕪・カボチャ・マッシュルーム
作り方 一、野菜は切らずに皮も根も鍋に入れる。大きすぎるときは適当に切る。二、野菜がかぶる位の水を入れて、火にかけ、崩れたり色が変わりやすいものは、15~30分で取り出す。三、水が減ってきたら、野菜が充分浸るように水を足しながら。60~90分煮る。
※ 野菜のスープは滋味たっぷり、そのまま飲むほか、だしとして使ってもOK。冷蔵庫で一週間保存可能。
なぜ、丸ごと?植物は、害虫や強い日光、風雪への防御力を持ちます。それがサポニンやリコピンなど多種の抗酸化物質(ファイトケミカル)です。それらがスープに溶け出し健康に繋がります。
             「私の医食同源」 食改善アドバイザー 成田和子
明日、財光寺店にて開催のファーマーズマーケット・日向百生会コーナーにて参考資料配布いたします。
家族で毎朝飲んでいます。お試しください。
本日のご来店心よりお待ちいたしております。