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Life 感謝文

令和3年10月17日

お客様、ありがとうございます。

三十八年前、私達マルイチの恩師である関西スーパーの北野会長に初めてお会いしたときに、「本物のスーパーマーケットを目指しなさい」と言われました。私達の使命は、
普段のおかず屋になることです。家庭料理のお手伝いができることです。本物のスーパーマーケットとは、「品質・鮮度が良い、品揃えが豊富である。買いやすい量、買いやすい価格、買いやすい売り場であること」と習いました。そして、「この店があってよかった」と言われる店を目指してくださいと。
 おかげさまで、宮崎一の宮店もオープン一〇〇日目を迎えることが出来ました。
 店長以下まだまだ力不足で、至らないことばかりの一〇〇日だったと大変申し訳なく思っております。
 有りがたいお叱りもいただきました。
 スタッフも少しずつ仕事に慣れてきまして、おかげさまで、新しいお客様も少しずつご来店いただけるようになりました。
 まだまだ行き届かないことばかりですが、これからも誠心誠意、努力してまいります。
 ご指導のほど、よろしくお願い申し上げます。

 本日のご来店心よりお待ち致しております。

令和3年10月10日

お客様、ありがとうございます。

ある女子高校生からの手紙。「私が友人関係でひどく悩んで落ち込んでいた時、母に相談しました。母は黙って聴いていましたが、しばらくしてからこんな手紙をくれました。
『お母さんに打ち明けてくれてありがとう。お母さんは何にもしてあげられないけれど、お母さんに話した分、苦しみは半分になると思います。これからは二人で悩もうね』今までの人生で一番嬉しかったことです」
まず共感すること。どんな内容であれ、その話を受け入れ我が事のように共感する。自分の話にとことん付き合ってくれるという信頼。一緒に考え、一緒に悩んでくれるという信頼。秘密を守り、一人の人間として尊敬してくれてるという信頼。人と人の、親と子の大切な架け橋だ。子供たちは、その鋭敏な感受性で正確に、相手の聴く姿勢、受け入れる容量を読んでいる。本気で聴いてくれる親を持つことが、どれほど幸せなことか。それは「人生で一番うれしいこと」になるほどだ。
        女子パウロ会晴佐久昌栄「星言葉」より

 子どもがなんにも話してくれないと嘆く前に、聞く姿勢を反省してみよう。

 本日のご来店心よりお待ち致しております。

令和3年10月3日

お客様、ありがとうございます。

九月二十五日、東京都内で、学校給食の有機化をテーマにしたシンポジウムが開かれた。
主催したのは、東京都世田谷区の母親らで作る「世田谷区の学校給食を有機無農薬食材にする会」。
同会は、子どもたちが食べる給食の食材を有機農産物に切り替えることを目的に、昨年秋に有志が集まって発足。条例の制定を目指し、署名活動を続けている。動機は、ふだんの食事が子供達の健康に重大な影響を与えているのではという懸念だ。
会の紹介チラシには、次のように書いてある。
「除草剤に含まれるグリホサートや殺虫剤に含まれるネオニコチノイド系農薬は、子供の発達障害やアレルギーとの因果関係が疑われている。近年EU諸国をはじめとする世界各地で使用禁止の動きが高まっていますが、日本はまだ規制されていません」と。 すでに千葉県いすみ市、木更津市、石川県羽咋市、長野県松川町、愛知県東郷町など、有機農産物を、学校給食に取り入れ始めている。
                    ジャーナリスト 猪瀬聖(ヤフーニュース)

 本日のご来店心よりお待ち致しております。

令和3年9月26日

お客様、ありがとうございます。

 

「月と雲」       金子みすゞ

空の野原の まん中で
ばったり出あった 月と雲。
雲はいそぎで よけられぬ、
月もいそぎで とまられぬ。
ちょいとごめんと 雲のうえ、
すましてすこたら お月さん。
あたま踏まれた 雲たちも
へいきのへいざで
えっさっさ。

 

「忙しいお空」      金子みすゞ

今夜はお空が いそがしい
雲が どんどと駆けてゆく
半かけお月さんと ぶつかって
それでも知らずに 駆けてゆく
今夜は お空がいそがしい
ほんとにほんとに、忙しい。
二十一日は十五夜でした。八年ぶりの満月だったとか。

 

栗名月十三夜は十月十八日。秋の虫も鳴いています。時には秋の夜を楽しみたいものです。
本日のご来店心よりお待ち致しております。

令和3年9月19日

お客様、ありがとうございます。

 明日は敬老の日。
 私はお土産屋さんで売っている小さなキューピー人形を母によく買っていきました。なぜ人形を買うようになったかというと、認知症が分かった頃の母がいつも家にあったキューピー人形を抱っこし、真顔でその人形にキスをしたり、オムツを替えたりしていたからです。
 母さん、あなたの中で/あなたの世界が広がっている/あの思い出がこの今になって/あの日のあの夕日の道が/今日この足下の道になって/あなたはその思い出の中を/延々と歩いている/ 手をつないでいる私は/父さんですか/幼い頃の私ですか/それとも私の知らない恋人ですか/ 妄想と言うなかれ/母さん、あなたの中で/あなたの時間が流れている/過去と今とが混ざり合って/あの日のあの若いあなたが/今日ここに凛々しく立って/あなたはその思い出の中で/愛おしそうに人形を抱いている/抱いている人形は/兄ですか/私ですか/それとも幼くして死んだ姉ですか/徘徊と笑うなかれ/妄想と言うなかれ/あなたの心がこの今を感じている
              詩人藤川幸之助『徘徊と笑うなかれ』

 本日のご来店心よりお待ち致しております。