MaruichiMaruichi

Life 感謝文

令和3年12月19日

お客様、ありがとうございます。
二十二日は、冬至。一年で最も昼が短い日。
太陽の力が一番弱まる日であり、この日を境に再び力が甦ってくることから、太陽が生まれ変わる日ととらえ、古くから世界各地で冬至の祝祭が盛大に行われていました。
冬至は別名「一陽来復」とも言い、運気が陰から陽に変わる日と言われ、これからの運をつける思いで、冬の七草を食べる習慣があります。
冬の七草とは「ん」が二つある食べ物なので運をたくさん取り込む「運盛りの野菜」といわれ、中でも南瓜(なんきん)は漢字で「南」という字がつき、陰(北)から陽(南)に向かうことを意味するため、縁起の良い食べ物です。
また、冬至に柚子湯に入るのは、運を呼び込む前に体を清めるという意味があります。
冬が旬の柚子は香りも強く、強い香りには邪気祓いの考えがあり、また、柚子は実るまでに長い年月がかかるので、長年の苦労が実りますようにとの願いも込められています。
ぜひ、冬至にかぼちゃを食べ、柚子湯に入って、たくさんの運と健康を味方につけて下さい。
本日のご来店心よりお待ち致しております。

令和3年12月12日

お客様、ありがとうございます。
息子が確か小学3年か4年の時です。仏壇の前の小銭を二百円程盗って買い食いをしたというのです。「敏夫ッ来い!」。「いいか、お前のやったことがどんなに悪いことかお父さんが教えてやる!いいか、お前に今から水を五杯かぶせる!」。何しろ零度以下の寒さですから家内がびっくりして「お父さん、敏夫が凍え死んでしまいます!」泣いて止めるんです。無理矢理、服を脱がし、パンツ一枚にしました。
「しかし、お前が悪いだけじゃない、お父さんにも責任がある。だから、お父さんが今から水を五杯かぶる」と、裸になって池の氷を割ってバケツで五杯水をかぶりました。
まるで心臓が止まるような冷たさです。 息子は、泣きながらも私の側で立っています。それから心を鬼にして、息子に三杯水を掛けたら、息子はすくんでしまいました。あとの二杯を形だけ掛けるや否や、息子を横抱きにして風呂場に駆け込み、乾いたタオルでゴシゴシ息子の身体をこすりました。息子も私の腹をこすってくれました。思わず男泣きに泣きました。
                   東井義雄著「子供の心に火を灯す」より

令和3年12月5日

お客様、ありがとうございます。
奥様が農薬で体調を崩されて一念発起、無農薬無肥料栽培に挑戦し「奇跡のリンゴ」を育てた、青森県木村秋則さんにも約10年間という長く険しい、無収穫・無収入時代があったという。
「まずは、当時、1年間に12回の農薬散布を5回、3回、1回」と徐々に減らした。それでもできたから0回でもできるだろうと思ってやったら、そこからが地獄の始まりだった」。
リンゴ王国・青森での、無農薬無肥料のリンゴ栽培という新たな挑戦は、周りの農家からも非難され疎外され、ついには実家の家族との付き合いもなくなっていったという。
それでも「必ず答えはある」という信念のもと、挑戦し続けた。「いろんなことを試行錯誤してやったけど、すべてが失敗。しかし、去年失敗したところを反省すれば、またいろいろなアイデアが出てくるんだ」。当時、木村さんは毎日毎日リンゴを観察し続け、記録を残してきた。その日々の積み重ねと、苦難に負けない使命感が木村さんに、奇跡を天が与えたのである。
今日は、財光寺店でオーガニック野菜市です。
安心・安全な野菜づくりに応援をお願いします。

令和3年11月28日

お客様、ありがとうございます。
「世界で勝つためには」東京オリンピック柔道監督井上康生さんが語られました。
技術は勿論ですが、人間力の部分に関しても、例えば礼儀だとか挨拶、何かしてもらったときに感謝の気持ちを伝える。一見当たり前のことなんですが、意外とできていないことがあるのです。
心技体といいますが、やはり心がしっかりと備わっていなければ、強くなれる者も強くなれないと思うんです。その根底にあるのは、自分自身がどう生きるべきか、どういう選手になりたいかという夢や目標。強くなりたい、チャンピオンになりたいという執着心をもっているかどうか。ここがぶれてしまったら、どんなに努力しても最終的には崩れていってしまいます。
でも、それだけではダメだと思うんですよね。そこにはやっぱり「俺は必ず成功するんだ!」という断固たる決意が要る。自分自身を信じる心を持って戦う選手と戦わない選手では、大きく差が出てくると私は思います。     「成功の方程式」より
スポーツに限らず成功するポイントは、謙虚・感謝・夢と目標・成功への執着心・努力です。
本日のご来店心よりお待ち致しております。

令和3年11月21日

お客様、ありがとうございます。
あるところに、三人のレンガ職人がいました。
一人の旅人が通りかかりました。
旅人は、三人のレンガ職人にそれぞれ話しかけてみました。
一人目のレンガ職人は、「レンガを積むのが私の仕事さ。まったく、毎日同じことの繰り返しで嫌になってくる」と言いながら、疲れ切った表情でレンガを積んでいます。 
二人目のレンガ職人は「何年もこの仕事を続けているうちに、うまく積めるようになってきた。この仕事を続けてきたおかげで職人として認められるようになり、家族を養い、楽しく生活できているのだから、不満なんてないさ」と。
三人目のレンガ職人は、目を輝かせながらレンガを積み続けていました。「なぜレンガを積んでいると思う?いま作っているちょうどこの部分が、大聖堂の外壁になるのさ。このスケールの大きさを見ろ。誰もみたことがないような、立派な聖堂になるぞ。私は歴史的な建造物を手掛けた職人の一人となる。素晴らしいだろう」。
                    イソップ寓話「三人のレンガ職人」より
勤労感謝の日。何のために働いていますか。
本日のご来店心よりお待ちいたしております。