感謝文
令和4年8月6日
お客様、ありがとうございます。
「環境再生型農業」とは。土壌を修復・改善しながら自然環境を再生させる農業です。土壌が健康であれば、多くの炭素を吸収し気候変動を抑制するのに有用なのです。まさに「SDGs」です。
具体例としては、不耕起栽培:土を耕さずに農作物を栽培する方法。土を掘り起こさないので有機物を多く含む豊かな土壌に戻り、空気中の炭素をより多く地中に留められるようにする。
緑肥の活用:主作物の休閑期に土壌侵食防止や雑草の抑制などを目的として、地面を覆うように植物(緑肥)を植えること。土壌有機物が増加し、土壌への炭素隔離が起きやすくなる。
輪作:同じ土地で異なる作物を、一定の順序で周期的に変えて栽培すること。土の中の栄養素や微生物生態系がアンバランスになるのを防ぎ、炭素を土壌に留め健康な根っこを育てる。
化学肥料の不使用:化学肥料ではなく有機肥料を使用し、土壌の健康を改善する。合成窒素肥料を使わないので、炭素の発生を抑えられます。
日向百生会とその仲間たちの有機農法は未来を創る農業なのです。SDGsも農業の改革から。
本日のご来店心よりお待ち致しております。
令和4年7月30日
お客様、ありがとうございます。
経済というものは、丁度水のようなものでありまして、収入が多くなればそれに応じて、支出もまた多くなりがちなものであります。
そこで最後に、家計を引きしめる上で、大切と思われる事柄を二、三申し添えることにいたしましょう。それは、一、「入るを計って出ずるを制する」ということでありまして、これは経済上永遠不動の鉄則といってよいでしょう。次には、二、いかに安いからといって、当分不用の品は買わぬということ、同時に、三、買う以上は、自分の身分より多少良いと思われる品を求めて、大切にして永く愛用すること、四、なお予定しなかった品物で、ある金額以上の品物については、必ずその場で買わずに、その日は一たん家へ帰って、それでも尚どうしてもあきらめかねる様な場合には、財布と相談の上で、翌日もう一度出かけて行って買う様にすること。最後に五、大きなお札をくずすのを、一日でもよいから先に延ばすことです。(一同爆笑)
とにかく、以上の五か条をよく守られたら、とにかく金に困るということだけは、終生なくてすみましょう。
森信三講話「一生役立つ、家計の5か条」より
本日のご来店心よりお待ち致しております。
令和4年7月23日
お客様、ありがとうございます。
暑い日が続きます。熱中症が心配されています。
特にお年寄りの方などは、睡眠中でも罹ることがあります。室内温度に気をつけましょう。
熱中症の症状としては、体温の上昇やめまい、けいれん、頭痛、立ちくらみ、筋肉痛、筋肉の硬直、大量の発汗、吐き気、倦怠感、虚脱感等。 予防策としては、室内では、扇風機やエアコンで温度を調節・遮光カーテン・すだれ・打ち水を利用し、室温をこまめに確認いたしましょう。
屋外では、日傘や帽子の着用・日陰の利用・こまめな休息・日中の外出をできるだけ控える・通気性のよい衣服を着用し、それでも暑い時は氷、冷たいタオルなどでからだを冷やします。
熱中症が疑われる人を見かけたら、エアコンが効いている室内や風通しのよい日陰など、涼しい場所へ避難させる・からだを冷やす・衣服をゆるめ、からだを冷やす(特に、首周り、脇の下、足の付け根など)そして、水分・塩分・スポーツドリンクなどを補給します。自力で水が飲めない、意識がない場合は、すぐに救急車を呼びましょう!
厚生省健康省健康局
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令和4年7月16日
お客様、ありがとうございます。
幼い迷子さんを見つけた時、婦警さんはしゃがんでその子の顔を、覗き込むようにして話し、一緒に歩くときは人差し指一本出して、迷子さんがその指をギュッと握って歩くようにしていると聞いたことがあります。さすがにプロは違うなと思いました。幼い人達から見れば大人の指一本の大きさが自分の手をつないでいると実感出来る大きさだったのです。
散歩だけでなく大人側からしか見てないなと思えることがたくさんあります。
抱っことおんぶだって、見える方向が違うのです。抱っこされている赤ちゃんが見えるのはいつも後ろに流れていく景色です。おんぶだとお母さんの顔の高さで、同じ景色が見えるのです。私が赤ちゃんなら、お母さんのゆったりした抱っこは大好きですが、お母さんが歩くときはおんぶのほうが嬉しいです。たまに前向きの抱っこを見ることがありますが、赤ちゃんは空中を漂っているように見えます。赤ちゃんの主体の眼差しに変えないと、赤ちゃんに申し訳ないと思います。その子が生まれてきたからこそお母さんになれたのですから。
矢崎節夫著「みすゞさんの嬉しい眼差し」より
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令和4年7月9日
お客様、ありがとうございます。
トヨタ自動車技術職のトップ林南八さんの話。
「忘れられないのは、入社5年目の時のこと。乗用車の組み立てを行うベルトコンベヤーで一か所頻繁にとまってしまう繋ぎ目があった。途方にくれていたら、上司の鈴村さんがチョークで床に丸を描いて、「林はここに立って見とれ」と。何を見ればいいのかよくわからんまま半日立たされた。鈴村さんが昼頃に来て、「何か分かったか」と聞かれたので、「分かりません」と答えたら、「おまえな、節穴の開いた五寸板を拾ってこい!」と。えらい剣幕で怒鳴るもんだから板を探しに行こうとしたら、「たわけ!何も見抜けんやつは節穴の開いた板と一緒だ。お前の代わりに板たてとけ」と。「くそぉー」と思って、そこからまた観察し、夕方に「こういうことですか」と尋ねると、「分かっているならなぜやらない。晩のうちに直せ!」とまた怒られた。それで深夜2時頃まで一所懸命やってたら設備保全の人が来て、助けてくれた。鈴村さんはよく問題が起きたら「なぜ?」を5回繰り返し、真の原因を探せと言われていました。その厳しさに育てられました」
ジャパニーズナンバーワンと言われた昭和の話。良き時代だったなあ。
本日のご来店心よりお待ち致しております。