MaruichiMaruichi

Life 感謝文

令和4年12月3日

お客様、ありがとうございます。
四方を深い山々に囲まれた人口二二〇〇人の山梨県棡原、五〇年前は日本一の長寿村でした。
 この村では八〇歳前後の人が一番多いですね。長寿の秘訣は食生活です。土地でできるものを旬に応じて食べること。特にいいのが食物繊維ですね。棡原食の献立は、皆食物繊維が多い。
 食物繊維は腸内細菌に良い影響を及ぼすのです。腸内細菌の代表的なビフィズス菌とウェルシュ菌。ビフィズス菌は人間にとって良い菌、ウェルシュ菌は悪い菌。棡原の老人は、ビフィズス菌が多くてウェルシュ菌が少ないのです。一般の老人は、ウェルシュ菌のほうがずうっと多い。食物繊維がお腹に入るとビフィズス菌の繁殖が良くなりウェルシュ菌を抑えるのです。
 棡原の郷土料理に「せいだのたまじ」というジャガイモの小さいものを皮ごと味噌と油で炒めたものがあります。皮ごと食べるというのが良いそうです。それから、こんにゃくの刺し身、オバクという大麦のうずら豆入りのお粥等などです。
「人間の寿命はその人が一生の間に食べた野菜の量に比例するよ」と棡原の医師古守氏。
 本日のご来店心よりお待ち致しております。

令和4年11月26日

お客様、ありがとうございます。
「人間の心は庭のようなものです。それは知的に耕されることもあれば、野放しにされることもありますが、そこからは、どちらの場合にも必ず何かが生えてきます。もしあなたが自分の庭に、美しい草花の種を蒔かなかったなら、そこにはやがて雑草の種が無数に舞い落ち、雑草のみが生い茂ることになります。優れた園芸家は、庭を耕し、雑草を取り除き、美しい草花の種を蒔き、それを育みつづけます」 
「私たちも、もしすばらしい人生を生きたいのなら、自分の心の庭を掘り起こし、そこから不純な誤った思いを一掃し、そのあとに清らかな正しい思いを植えつけ、それを育みつづけなくてはなりません」     ジェームズ・アレン「心を整える」
 素晴らしい人生を送りたいと思うなら、美しい心の花が咲く種を蒔き育てて行くことです。
 善き心を育てるために、私達は、学ぶのです。
 学び無くして良き人生、良き生活はあり得ません。読書は良い種となり、肥料となり、教養や知恵そして感謝の心など美しい花々を咲かせてくれるでしょう。
 本日のご来店心よりお待ち致しております。

令和4年11月19日

お客様、ありがとうございます。

今、ほとんどの若者は「何のために働くのか」「人生いかに生くべきか」について真剣に考えたことがないと思います。戦前の日本の世界に誇るべき豊かな精神文化が荒廃し、今や家庭でも学校でも、人生の生きた問題を解決するための人間学を身につける機会がなくなりました。こうした状況に至ったことは、悲しむべきことであります。

こうした問題は人間というものの本質、それから生ずる根本義ということを問うているのでありこれらに対して明確な概念や信念を持つことは極めて大事であると言えましょう。

昔はこうしたことを学ぶことが、教養の根幹をなしていたのです。福沢諭吉の有名な「心訓七則」の一番最初の「世の中で一番楽しく立派なことは、一生涯を貫く仕事を持つことです」と三番目の「世の中で一番さびしいことは仕事のないことです」とあります。まさに、我々が生きるということは、仕事を通してであります。従って我々はできるだけ若い時から確固とした仕事観を持つことが極めて重要なのです。

北尾吉孝著「何のために働くのか」より

二十三日は勤労感謝の日です。

本日のご来店心よりお待ち致しております。

令和4年11月12日

お客様、ありがとうございます。

幼い頃に実母、継母と死別し、父とは一時絶縁状態に。その父が没落して結核に倒れ、入院費と義弟たちの学費が私の双肩に掛りました。その上騙されて株に失敗し、大借金。騙した人への恨みと憎しみで、心の中が煮えたぎるようでした。ある時そんな私を見て、在家仏教の行者の女性が諭してくれました。騙される方にも油断と欲がある。だから、その人はあなたを修行させたと考えてみたらどうか、と。その言葉はすーっと心に沁み、自分が浄められた気がしました。そして、こう続けました。「それが極楽というものですよ。地獄極楽は各々胸三寸にある。スイッチの切り替え方一つで、地獄にも極楽にもなるのです」誰でも人生がうまく行かず悩み苦しむ時期があるでしょう。また家族や仕事の問題などで人を恨みたくなることもあるはず。そこから抜け出すには、感情に押し流されず、冷静に考えて発想のスイッチを切り替えることです。すべての経験が自分を高める糧となると思えば、その先には必ず極楽が待っています。「地獄、極楽は胸三寸にあり」美輪明宏

本日のご来店心よりお待ち致しております。

令和4年11月5日

お客様、ありがとうございます。

世界的に規制強化が進む発がん性疑惑の除草剤のグリホサート。国際がん研究機関(IARC)が2015年、「ヒトに対しておそらく発がん性がある」との結論を出し、危険度を示す5段階評価で2番目に高い「グループ2A」に分類。米国では、グリホサートを有効成分とする除草剤を使用し続けた結果、がんの一種、非ホジキンリンパ腫を発症したとして、開発元のモンサントを訴える民事訴訟が4万件以上起きている。2018年以降、同社に巨額の賠償金支払いを命じる裁判が相次いでいる。欧州では、フランスが2019年、グリホサートを有効成分とする製品の販売禁止を決定。ドイツは2023年末までにグリホサートを全面禁止の方針。アジアでも、ベトナムが2019年、グリホサートの輸入禁止。

世界で規制強化の動きが広がりつつある。これに対し日本政府は、2017年、グリホサートの残留基準値を小麦が従来の6倍の30ppm、トウモロコシが同5倍の5ppmに引き上げるなど、規制緩和を進めてきた。

日本でも消費者が懸念の声を上げ始めている。

本日のご来店心よりお待ち致しております。