MaruichiMaruichi

Life 感謝文

平成29年7月9日

「私は人のアラばかり気になって・・・なんとかしたいのですが・・・」。

 人の欠点ばかり気になる。解決方法は一つ。

 自分の欠点を気にしないこと。自分の欠点を見逃すこと。自分の欠点をなかったことにすること。自分の欠点が気になり,それを許していないから,他人の欠点も気になるのです。

 自分の欠点を許し認めてあげれば,自然と他人の欠点も気にならなくなります。しかし,自分の欠点を受け入れることはなかなかできないものです。そこで,もう一つの解決方法があります。

 一つ「わるいところ」を見つけたら、次はその人のよいところを頑張って一つ見つけます。

二つ「わるいところ」を見つけたら、同じ数の二つ「いいところ」を探します。

 こうして欠点だけでなく,よいところを見るように強制的に自分で仕向けていくのです。

 続けていくと,だんだん,人の欠点が気にならなくなります。さらによい点は,少しずつ感謝の気持ちが持てるようになります。小林正観

  本日のご来店心よりお待ち致しております。

平成29年7月9日

「鉢の木」という

謡曲(ようきょく)があります。

ある大雪の夜に旅の僧が

上野国(こうずけのくに・今の栃木県)

佐野で貧しい家に一夜の宿を求めます。

主人は「貧乏でおもてなしも

できないので」と一度は断りますが、

僧が雪で苦心しているのを見て、

呼び戻して家に泊めます。

主人は粟飯(あわめし)で

僧をもてなしますが、

夜更けには囲炉裏(いろり)に

くべる薪すらなくなってしまいました。

これでは申し訳ないと、

大切にしていた三鉢の盆栽の

鉢の木を切って囲炉裏にくべるのです。

それに心打たれた僧が

主人の素性を尋ねると、

元鎌倉の御家人で

佐野源左衛門常世(つねよ)

という人でした。

常世は、

「今はこのように

 落ちぶれていますが、

 もし幕府に大事があれば、

 ちぎれた具足(ぐそく)に

 錆びた薙刀を持ち、

 くたびれた馬に乗って

 一番に馳せ参じ、

 一命をなげうつ覚悟です」

と僧に語りました。

春になって幕府に一大事が起こり、

各地の武士に動員令が下りました。

関東一円の武士が我先にと

駆けつける中に

常世の姿もありました。

みすぼらしい格好の常世を

周りの人たちは笑いましたが、

その常世の前に

あの旅の僧が現れました。

実はこの僧は鎌倉幕府の

第五代執権北条時頼で、

民情視察のために

托鉢をしながら

全国を回っていたのです。

時頼は常世が約束通りに

駆けつけてくれたことを

褒め称え、志に報いるために

三鉢の盆栽にちなんで

三つの荘園を与えました。

常世は喜んで故郷に

錦を飾りました。

これが「いざ鎌倉」という

言葉のもとになった話です。

 本日のご来店心よりお待ち致しております。

平成29年7月2日

お客さま、ありがとうございます。

 第2次大戦はありましたけど、アジアの国々はほとんどです。は中国と韓国、北朝鮮しかありません。

 台湾や、日本のだったパラオに行くと、本当の日本の姿を見ることができます。 おちゃん、おちゃんが当たり前のように日本語を使う姿。私がパラオに行った時も、あるお婆ちゃんが話の途中で立ち上がって『君が代』や『海行かば』を歌い始めるんです。これにはビックリしたのですが、そういう姿を見ると、パラオに住む人たちがいかに日本を愛してくれているかがよく分かります。しかも、その人たちが口にするのは日本の素晴らしさやといった日本人が忘れていたことばかりなのですから。パプアニューギニアのラバウルに行って、農業支援機関であるオイスカの施設を訪れた時もそうでしたね。若い人たちが手製の楽器を打ち鳴らしながら『ラバウル小唄』を歌ってくれたんです。「さらばラバウルよ、また来るまでは。しばし別れの涙がにじむ……」と。感動して涙が止まりませんでした。池間 哲郎

 本日のご来店心よりお待ち致しております。

平成29年6月25日

医者から紹介された女性はがんをいて治る見込みがありません。それにまだ二十代、自分のに閉じこもっていたんです。

 彼女とは一回50分間のカウンセリングでしたが、ほとんど何もお話しされません。翌日、「あの患者さんはものすごく変わりました。とても前向きになりました」と、医者から電話。

 何もお話しできなかったのに、何で変われたのか不思議でしたが、一年後彼女と会え、聞いてみました。「あの時、何が起こったのですか」と。「先生はあの時、そうか、あんたはそんなにをえて、いままで一人で生きてきたんやな、と言われました」と。「これまで誰にも分かってもらえなかったことを、他人の先生が、一人苦しみを抱えて生きてきた私を分かってくださった。くれる人もいると知って、それで安心したのです」と。臨床心理士皆藤章氏談金子みすゞさんの詩「さびしいとき」に、「私がさびしいときに、仏さまはさびしいの」という一節があります。「共感する」と言うことがいかに大切なことかと再認識しました。

 本日のご来店心よりお待ち致しております。

平成29年6月18日

「父親が輝いてこそ、子が輝く」東井義雄

 ちゃんは、大学の入試に失敗。ショックで、食べ物もを通らず、自殺まで考えました。

 こうなるとお父さんのです。「恵、おいで」お父さんの前にしました。

 そんな恵ちゃんに対して、お父さんは「恵、おめでとう!」。思いがけない言葉に、思わず顔を上げたとき「恵、おめでとう。いくらお金を積んでもいくらんでも得られない勉強をさせたいただいたね。お父さんはね、失敗した時、これはきっとさまがお父さんの一番のを教えて下さっているのだと信じて、失敗を大切にしてきた。そしてきた。このたびの失敗、どうか、大切にするんだよ。それとに・・」とをられました。「それと一緒に、自分がのに立ったとき、どこかに泣いている人があると言うことの考えられる人間になっておくれ」。感激で、失敗のショックなんか吹っ飛んでしまいました。お母さんが、心からお父さんをされているわけがハッキリわかったといいます。本日のご来店心よりお待ち致しております。