感謝文
令和3年1月1日
明けましておめでとうございます
年があらたまれば心もあらたまる。
心があらたまればおめでたい。
正月だけがおめでたいのではない。
心があらたまったとき、それはいつでもおめでたい。
年の始めは元日で一日の始めは朝起きたとき。
年の始めがおめでたければ、朝起きたときも同じこと。
毎朝心があらたまれば、毎日がお正月。
あらたまった心には、すべてのものが新しく、
すべてのものがおめでたい。
きのうはきのう、きょうはきょう。
きのうの苦労をきょうまで持ち越すことはない。
「一日の苦労は一日にて足れり」というように。
きょうはきょうの運命がひらける。
また昨日の分までは背負ってはいられない。
毎日が新しく、毎日が門出である。
日々是新たなれば、すなわち日々是好日。
素直で謙虚で、しかも創意に富む人は、
毎日が明るく、毎日が元気。
さあ、みんな元気で新しい日々を迎えよう。
「道をひらく」 松下電器創業者 松下幸之助著
三六五日、日々是好日
よろしくお願い申し上げます。
令和2年12月29日
お客様、ありがとうございます。
コロナで明け暮れた令和二年もあと三日。
営業したいのに、できなかったお店がたくさんあった中で、一日 も休まずに営業できたことを本当にありがたく思います。一年間本 当にありがとうございました。
健康一番、新型コロナに、健康であることの大切さを教えられた 一年でした。 「医食同源」。食べ物こそ健康の源です。私達スーパ ーマーケットの使命は、お客様の健康を願うことです。
野菜は薬、多くの人はその効用についてなんとなくわかっておら れます。しかし、今の日本の食事は野菜を食べる機会が少なくなっ てきています。もっともっと健康に良い野菜をバランス良く食べて、 病気に負けない体づくりをと願っています。マルイチグループ日向 百生会での無農薬有機栽培の野菜づくりも、虫や草そして天気との 競合で、なかなか思うような野菜づくりができておりません。来年 こそは、より多くの美味しさをお客様にお届けできるように頑張り ます。
今年のこのコロナ災難を教訓にして、日本が、世界が、地球が、 お互いに助けあい、譲りあい、励ましあいの「愛の地球」になれま すように。
令和三年もよろしくお願い申し上げます。
本日のご来店心よりお待ち致しております。
令和2年12月27日
お客様、ありがとうございます。
見知らぬ人でもいい 雨に濡れていたら
走って行って 傘に入れておやり
バスから降りるときは 疲れた車掌さんに
ありがとうと言っておやり
道ですれちがう おばあさんたちには
小声であの世でも 幸せを祈っておやり
目の見えない人が歩いていたら
おっかさんになったつもりで手をひいておやり
ねがえりもできず ねている人がいたら
こおろぎのようにそっと片隅で
愛のうたを うたっておやり
小さなことでいいのです
あなたの胸のともしびを
相手の人にうつしておやり
坂村真民
新型コロナは、人類に、疎遠になれ、関係を持つな近寄るなと、
脅したのです。しかし人間は、助け合い、譲り合い、思いやりで
今の人間社会を築いてきたのです。今こそ地球上の人類が、お互
いを愛し合うための試練なのです。来年はこの試練を乗り越え、
誰もが誰にでも優しい心豊かな平和な地球にしたいものです。
本日のご来店心よりお待ち致しております。
令和2年12月20日
お客様、ありがとうございます。
「サンタさんありがとう」
京都市 菅原敏子
私が父を亡くしたのは小学校へ入学したばかりの頃でした。オートバイで土手を走っていて、歩いている人を避けようとしてオートバイごと転げ落ちたのです。
お酒を飲んでいたのです。そして不運にも相手の人を巻き込んでしまったのです。二人とも瀕死の重傷を負い、父は3日後に亡くなりましたが、相手の方が助かったのがせめてもの救いでした。大黒柱を失った我が家は幸せの絶頂から奈落の底へと落ちてしまいました。耳の不自由な祖母は畑仕事に精を出し、母は早朝から夜遅くまで機を織る。苦しくても辛くても弱音を吐かない明るい性格の母は、仕事に追いまくられながらも子供に夢と希望をもたせてくれ、誰にも負けない強い精神力と優しい心を教えてくれました。
そんな頃、毎年クリスマスになると、大きなケーキとプレゼントが届くのを楽しみに待っていたものでした。その送り主が父が交通事故に合わせてしまった人からだと知ったのは、何年もしてからでした。自分も瀕死の重傷を負いながら、こんな形で見守ってくださっていたとは。人の大きな優しさに、涙が溢れ、自分の幸せに感謝しました。
飲酒運転は絶対やめましょう!
本日のご来店心よりお待ち致しております。
令和2年12月13日
お客様、ありがとうございます。
「ピンチはチャンス」と言います。こういう苦難の中にあっては大きなプラスの目が必ずあるし、それが次の発展につながると私は思っています。
人間はこれまでに傲慢すぎたのだと思います。自分たちの力でもない間違った考えをするようになった。その結果人間が地球環境を侵す発生源になり、地球は病気になってしまった。異常な大きさの台風や四〇度を超える猛暑はその象徴ですよ。私達はここで傲慢さを捨てて「大自然に生かしていただいている」という感謝の気持ちを取り戻さなくてはいけません。見方を変えると、これからの時代は、困難になるほど助け合う、譲り合う、励まし合
うということが個人レベル、集団レベルで行われるようになると思うんです。そこに絆が生まれる。コロナに罹ったと言って人を誹謗中傷するようなことをやっているようではダメです。
今人類は、人類始まって以来の苦痛の中にいますが、皆が世の中のためにという使命感を持って生きようとする時、人類の新しい未来は拓かれ、そうなればコロナウイルスが脅威ではなくなる日が訪れると思います。
ノーベル生理学医学賞受賞 北里大学特別栄誉教授 大村智氏談
本日のご来店心よりお待ち致しております。