MaruichiMaruichi

Life 感謝文

令和4年11月19日

お客様、ありがとうございます。

今、ほとんどの若者は「何のために働くのか」「人生いかに生くべきか」について真剣に考えたことがないと思います。戦前の日本の世界に誇るべき豊かな精神文化が荒廃し、今や家庭でも学校でも、人生の生きた問題を解決するための人間学を身につける機会がなくなりました。こうした状況に至ったことは、悲しむべきことであります。

こうした問題は人間というものの本質、それから生ずる根本義ということを問うているのでありこれらに対して明確な概念や信念を持つことは極めて大事であると言えましょう。

昔はこうしたことを学ぶことが、教養の根幹をなしていたのです。福沢諭吉の有名な「心訓七則」の一番最初の「世の中で一番楽しく立派なことは、一生涯を貫く仕事を持つことです」と三番目の「世の中で一番さびしいことは仕事のないことです」とあります。まさに、我々が生きるということは、仕事を通してであります。従って我々はできるだけ若い時から確固とした仕事観を持つことが極めて重要なのです。

北尾吉孝著「何のために働くのか」より

二十三日は勤労感謝の日です。

本日のご来店心よりお待ち致しております。

令和4年11月12日

お客様、ありがとうございます。

幼い頃に実母、継母と死別し、父とは一時絶縁状態に。その父が没落して結核に倒れ、入院費と義弟たちの学費が私の双肩に掛りました。その上騙されて株に失敗し、大借金。騙した人への恨みと憎しみで、心の中が煮えたぎるようでした。ある時そんな私を見て、在家仏教の行者の女性が諭してくれました。騙される方にも油断と欲がある。だから、その人はあなたを修行させたと考えてみたらどうか、と。その言葉はすーっと心に沁み、自分が浄められた気がしました。そして、こう続けました。「それが極楽というものですよ。地獄極楽は各々胸三寸にある。スイッチの切り替え方一つで、地獄にも極楽にもなるのです」誰でも人生がうまく行かず悩み苦しむ時期があるでしょう。また家族や仕事の問題などで人を恨みたくなることもあるはず。そこから抜け出すには、感情に押し流されず、冷静に考えて発想のスイッチを切り替えることです。すべての経験が自分を高める糧となると思えば、その先には必ず極楽が待っています。「地獄、極楽は胸三寸にあり」美輪明宏

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令和4年11月5日

お客様、ありがとうございます。

世界的に規制強化が進む発がん性疑惑の除草剤のグリホサート。国際がん研究機関(IARC)が2015年、「ヒトに対しておそらく発がん性がある」との結論を出し、危険度を示す5段階評価で2番目に高い「グループ2A」に分類。米国では、グリホサートを有効成分とする除草剤を使用し続けた結果、がんの一種、非ホジキンリンパ腫を発症したとして、開発元のモンサントを訴える民事訴訟が4万件以上起きている。2018年以降、同社に巨額の賠償金支払いを命じる裁判が相次いでいる。欧州では、フランスが2019年、グリホサートを有効成分とする製品の販売禁止を決定。ドイツは2023年末までにグリホサートを全面禁止の方針。アジアでも、ベトナムが2019年、グリホサートの輸入禁止。

世界で規制強化の動きが広がりつつある。これに対し日本政府は、2017年、グリホサートの残留基準値を小麦が従来の6倍の30ppm、トウモロコシが同5倍の5ppmに引き上げるなど、規制緩和を進めてきた。

日本でも消費者が懸念の声を上げ始めている。

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令和4年10月29日

お客様、ありがとうございます。

たまたま拾ったタクシーの運転手さんが語りかけてきました。「今家族五人、連休を利用して海外へ遊びに行くというのを空港へ送ってきました。金持ちに生まれた子どもは可哀想ですな。いつでも行きたい所へは連れて行ってもらえる。欲しい物は何でも買ってもらえる。金は一生ついてまわるもの、などという中で育ってしまうと、行けて当たり前、買ってもらって当たり前で、喜びをいただくアンテナも立ちません。私などは十二人兄弟でしたから親は育てるのに苦労したでしょう。焼き芋一つも十二人で二つか三つしか買ってもらえません。一つの焼き芋をみんなで分け合って一口ずつ食べたときの美味しさは今でも忘れられません。一口の焼き芋を喜びの中にいただけるのは貧しい家で育ったおかげです」。私は思わずこんなおしゃべりをしました。

「百人が百人の子どもを間違いなく不幸にする唯一の方法はいつでも欲しいものは買ってやる。行きたい所へ連れて行ってやることだ」と教育家のルソーが語っていますねと。

青山俊董「泥が有るから花が咲く」

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令和4年10月22日

お客様、ありがとうございます。

広島県、牛田中3年安倍謙考君にサインボールが届いた。登下校中に一人で続ける通学路の清掃活動を、元東洋カープ投手の黒田博樹さんが偶然見かけ、感動して贈ったものだ。

9月のある朝。安倍君がいつものように道端のごみを拾っていると、サングラスにマスク姿の男性が近づいてきた。背が高く、がっちりとした体格。「拾います」。男性は言い、一緒にごみを集めてくれた。別れ際、男性が「誰か分かる?」とサングラスを少しずらし、安倍君はのけ反った。「えっ、なんで。まさか。こんなところで」。すぐに、あのレジェンドだと分かった。カープファンの安倍君は慌てて鞄から使いかけのノートを取り出し、サインをお願いした。

黒田さんは快諾し、ボールペンでサインして立ち去った。夢のような朝の五分間の出来事

だった。黒田さんは安倍君を「何ていい子だ」と褒め、この善行を学校に伝えた。清掃を始めたのは半年前。川や海に流れたごみを魚などが飲み込んで死んでしまうことを知り「自分にできることもある」と始めたという。(ヤフーニュース)

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