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Life 感謝文

令和7年3月29日

お客様、ありがとうございます。

 「心のスイッチ」       東井義雄
 人間の目は ふしぎな目
 見ようという心がなかったら
 見ていても見えない
 人間の耳はふしぎな耳
 聞こうという心がなかったら
 聞いていても 聞こえない
 頭もそうだ
 はじめから よい頭 わるい頭の
 区別があるのではないようだ
 「よし やるぞ!」と 
 心のスイッチが入ると
 頭も すばらしいはたらきを しはじめる
 心のスイッチが 人間を
 つまらなくもするし すばらしくもしていく
 電灯のスイッチが
 家の中を明るくもし 暗くもするように
 己の人生、己次第。「よしやるぞ!」の心次第である。四月だ。門出の四月だ。「たった一度しかない人生を本当に生かさなかったら、人間、生まれてきたかいがないじゃないか」
本日のご来店心よりお待ちいたしております。

令和7年3月22日

お客様、ありがとうございます。

百九歳で大往生された京都清水寺貫主大西良慶大和上。その和上を尋ねられて、アメリカのノーベル賞作家パールバック女史が、清水寺にお越しになられた時、和上に「あなたは九十歳を過ぎられてこれまでの人生で、一番働き甲斐というか、充実したというか、良かったと思われる時代はいつ頃でしょうか。」と尋ねられたそうです。
女史は「それは六十代か、七十代です。一生懸命にやった五十代ですかね」と、昔を懐かしむ言葉が出て来るかと思われていたのでしょうが、「今やね」と、ただ一言おっしゃいました。
九十歳も過ぎて、一般常識的には一番良い時代である筈がありません。実際に、和上はその頃、目も耳も不自由でしたし、身体の自由もききませんでした。その中で「今やね」と、お答えになられたことは、非常に味わい深いものがあります。
「今を喜んで、今を楽しんで、今を感謝して、この生きてる一日を本当に楽しんで、喜んで過ごさないかんで」といつも、巧みに法話されておられましたから「今が大切。今を喜ばなあきませんで」と言われたのでしょう。和上ご自身百九歳の最後の最後まで現役で勤めを果たされました。
本日のご来店心よりお待ちいたしております。

令和7年3月15日

お客様、ありがとうございます。

食事の基本はまず米。日本人の身体には一番、お米が合っています。米よりもパンのほうがお手軽だからとパンばかり食べていると、身体は冷えるし、脳に必要な酸素と栄養が届きません。
頭を良くしたければお米です。認知症を予防する上でもお茶碗一杯のお米は毎日食べましょう。そして主食としての完全食は玄米になります。
栄養的にも玄米にはたんぱく質、炭水化物、食物繊維、脂質、ビタミン、ミネラルなどがバランスよく含まれていて、新陳代謝を活発にしてくれます。便秘の改善や悪玉コレステロールの値を下げてくれるのでデトックス効果(体内に溜まった有害毒物を排出させること)もあります。
玄米が良くて白米がダメだというわけではありません。玄米が食べにくいという人は、胚芽米を選んだり、五分つきのお米に雑穀を混ぜるなど工夫してみてください。
小豆や黒豆を入れればさらに栄養価が高まるし、キビなどを混ぜれば色味も明るくなるので、お子さんも食べやすくなるでしょう。
               『病気になっても病人にならない生き方』米澤佐枝子
五年先十年先、国産米は大丈夫なのでしょうか。
本日のご来店心よりお待ちいたしております。

令和7年3月8日

お客様、ありがとうございます。

家畜の餌と肥料の価格は2倍に跳ね上がり、燃料価格も高騰していますから、ものすごい勢いで日本の農家は疲弊し、ばたばた倒れています。
そもそも、日本の農家の平均年齢、現在の段階で六八.四歳です。これがあと十年すれば、どうなりますか。農業の担い手がいなくなり、日本の農業が崩壊することは目に見えています。
また、日本の食料自給率は戦後下がり続け、先進国の中で最低の約三八%にまで落ち込んでいます。ただし、農作物を育てる上で必要な肥料や種の自給率の低さも考慮すると、三八%という食料自給率は実質的に十%あるかないかでしょう。
この状況を放置すれば、日本国内で食べるものが十分に確保できなくなり、最悪の場合、国民が飢え死にする可能性さえあります。
さらに、直面しているのが日本の水のインフラの現実なんです。水道や、農業用水も老朽化して多くの設備が水漏れを起こしています。日本の食と水は本当に危機的状況で、背水の陣なのです。
食べ物なくして、何のための政治かと思います。戦争や飢饉が起これば、日本人は生きられません。
早急に農業を再生しなければと、思います。
本日のご来店心よりお待ちいたしております。

令和7年3月1日

お客様、ありがとうございます。

三月三日はひなまつりです。
 「女の子」         金子みすゞ
女の子って ものは、
木のぼりしない ものなのよ。
  竹馬乗ったら おてんばで、
  打ち独楽するのは お馬鹿なの。
私はこいだけ 知ってるの。
だって一ぺんずつ 叱られたから
昔も、おてんばな女の子もたくさんいました。
 「私と小鳥と鈴と」     金子みすゞ
私が両手をひろげても、
お空はちっとも飛べないが、
飛べる小鳥は私のように、
地面を速くは走れない。
  私が身体をゆすっても
  きれいな音は出ないけど、
  あの鳴る鈴は私のように
  たくさんな唄は知らないよ。
鈴と、小鳥と、それから私、
みんなちがって、みんないい。
 みすゞさんのように、みんなちがって、みんないいと。認めあったら戦争や喧嘩は無いものを。
 本日のご来店心よりお待ちいたしております。