MaruichiMaruichi

Life 感謝文

令和7年7月12日

お客様、ありがとうございます。

「ありがとうと、いわれるように、いうように」
感謝の気持ちを持つことが大事なのは、誰もが良くわかっていることです。感謝を感じたら相手に対してきちんとお礼の言葉を発するべきです。伝えることによってお互いに気分が良くなり良好な人間関係を構築することができます。
また感謝をして、その気持ちを言葉に表すだけにとどまらず、身近な人達や、自分と関わりのあるすべての人達に感謝されるようなことを積極的に行っていきたいもの。常日頃から「利他」の精神を発揮していくということです。私は若い頃、得意先に、とてもいい言葉が掲げられているのを見て感激したことがあります。
「ありがとうと、いわれるように、いうように」
以来この言葉を大切にして人生を生きて参りました。私たちはつい感謝の気持ちを忘れそうになります。感謝を忘れないためには、何事も「当たり前」だと思わないことです。元気に産んでくれた両親のおかげ。仕事があるのは会社や得意先、仕入れ先のおかげ。奥さんがご飯をつくってくれるのも、家族が笑顔なのも、みんなみんな「有難い」ことばかり。
かんてんパパ創業者 塚越寛さんの言葉
本日のご来店心よりお待ちいたしております。

令和7年7月5日

お客様、ありがとうございます。

「エッ!?なぜこんなに暑くなるの!?」と、畑で空を見上げる私たち。神様が試練を与えているのかと思うようなカンカン照りの中、せっせとジャガイモを堀り続けました。そして出てきたのが…「どんだけ~!?」と言う声が出るくらい、とんでもなく大きなジャガイモ達が、ゴロゴロ。
「大きくてうれしい!!」と言う喜びの悲鳴は、ほぼゼロ(笑)。「こんなに大きくて売れるの!?」と焦るスタッフ達。でも、農薬や化学肥料を使わず、百生会のぼかし肥料と、土と太陽だけでここまで大きく育ったのです。自然の力って、本当にすごい!!そして嬉しいことに、ただ大きいだけではありません。味も抜群なんです!蒸しただけでもホクホク甘く、フライドポテトやポテトサラダ、肉じゃがにすれば素材の良さがしっかり伝わる美味しさです。七月も暑さに負けず、百生会は元気においしい野菜をお届けします。
「百生会通信」より
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百生会の麦茶は、百生ぼかしで育てたこだわりの六条大麦をじっくりと焙煎、香ばしさが特徴。
ノンカフェイン、無添加、飲み過ぎても安心。
本日のご来店心よりお待ちいたしております。

令和7年6月28日

お客様、ありがとうございます。

松下幸之助さんは「わしは創業期から従業員によう話をしたもんや。その後で時間があれば〝なんぞ質問はないか〟と聞くようにしていた。そしてパッと手の挙がる従業員の名前を覚えておく」と言われました。
「覚えてどうなさるんですか」と聞くと「昇格」とおっしゃったんです。
まさか、冗談だと思うでしょう?
するとこんな説明をしてくださったんですね。
「わしは現場の情報を皆から得たくて聞いている。でも、もう一つ理由があるんやで。
それは何か?誰が松下を継いでくれるか、経営の幹部になってくれるか、後継者を求めているんや。わしが質問ないかと言った時にパッと反応できるためには、まず問題意識が必要や。また皆からええ格好しいと冷やかされるし、勇気も要る。
でもわしが『質問ないか』と言った時に、これを絶好のチャンスと受け止めて行動で示せる、そういう逞しい人材を後継者にせずして会社の発展はない」と言うんですね。ニコニコと質問をしながらも、出来る社員を、判断されていたんですね。
「運と縁」をつかむためには、挑戦が大事です。
本日のご来店心よりお待ちいたしております。

令和7年6月21日

お客様、ありがとうございます。

昭和二十六年六月二十六日が、高木商店創業の日です。創業と言っても、玄関先でミカン箱の上に戸板を二枚のせて、ノートや鉛筆、消しゴムなどを並べただけの、ママゴトみたいな小ちゃな文具店でした。お客様は小学校や中学校に通う生徒さん。
昭和三十年、父親が勤めを辞めて、青果の行商をしようと独立した時は、「主婦の店高木商店」と看板を掛けて、母親が一人で頑張ってました。
商いを始めた父親の目標は、税金を払える商売でした。親子七人、食べるだけが精一杯の商いでしたから、税金払うようなことはなかったのでしょう。「税金を払うようになってこそ一人前、税金も払えないようでは、国民として恥ずかしい」とさえ言ってました。
昭和三十五年、私が高校卒業して、父親の青果卸売業を任せられたときに、言われたのが「近江商人の三方よし」でした。「売り手良し、買い手良し、世間良し」です。
あれやこれやの七十四年。おかげさまでマルイチもちゃんと税金を払えるようになりました。
これからも末永くご愛顧賜りますようよろしくお願い申し上げます。
本日のご来店心よりお待ちいたしております。

令和7年6月14日

お客様、ありがとうございます。

娘直子:お母さんが「迷惑かけるけん死にたい!」とわめき続けた時は、お父さんもたまりかねて「そんなに死にたいなら死ね!」って怒鳴ってたじゃない。
父良則:介護の人らも皆良うしてくれるのに、何で感謝の心が持てんのか、思うて怒ったんじゃ。昔は二言目には感謝の言葉が出る謙虚な女じゃったけんのう。
娘:お父さんに「死ね」と言われてお母さんが自暴自棄にならないかヒヤヒヤしたげど「悪かったねえ」とシュンとしてお父さんのご機嫌取り始めたもんね。背中掻いてあげたりして。認知症の人に怒鳴るのは絶対NGだと思っていたけど。
父:まあ「死ぬ」「死ぬ」言うて大騒ぎするヤツにほんまに死ぬヤツはおらんけんの(笑)
娘:お父さんとお母さんは昔から仲が良かったよね。
父:わしがおっ母の言うことを「ハイ、ハイ」と良う聞きよったけんの(笑)。
父:いやあ、おっ母は、わしには過ぎた女房じゃと思うとるよ。わしはほんまに信用しとったんじゃ(泣き出す)。いや、これは涙じゃないんよ。年を取って涙腺が詰まるけん何もせんのに涙が出るんじゃ。
              「あの世でも仲良う暮らそうや」 信友直子著から
直子の父良則(一〇四歳)が、認知症の母文子を七年介護
本日のご来店心よりお待ちいたしております。