MaruichiMaruichi

Life 感謝文

令和7年1月25日

お客様、ありがとうございます。

三十年前の一月十七日。その日は主人が留守のため、たった一人で眠っていたところに、あの阪神大震災は起こった。凄まじい音を立てて家の中のすべてのものが倒れた。無我夢中でパジャマのまま外へ飛び出すと、外では停電で真っ暗な中を、大勢の人が口々に何かを叫んでいた。新婚で引っ越ししたばかりで近所に知る人も少なく避難所の場所さえ分からない私は、余震が続く中を心細さと寒さと恐怖で一人で震えながら立ちすくんでいた。
すると、「これ着とき」と声がして、ある女性が毛布を身体に掛けてくれた。そして、「一人なんやったら、私達とおったらええよ」とまで言ってくれた。安心したのと毛布の暖かさとで、それまで張り詰めていた気持ちが一気に緩んだ私は、しばらく涙が止まらなかった。やがて心も体も震えが収まった私はその家族にお礼を言って彼女から聞いたとおりの道を避難所へと向かった。未曾有の震災で死の恐怖を感じたあの時に温かく包んでくれたあのぬくもりを、私は一生忘れない。(涙が出るほどいい話から)
日向灘地震が無いことを祈りたい。
本日のご来店心よりお待ちいたしております。

令和7年1月18日

お客様、ありがとうございます。

「心のスイッチ」          東井義雄
人間の目はふしぎな目
見ようという心がなかったら
見ていても見えない
人間の耳はふしぎな耳
聞こうという心がなかったら
聞いていても聞こえない

頭もそうだ
はじめからよい頭 悪い頭の
区別があるのではないようだ
「よし、やるぞ!」と心のスイッチがはいると
頭も
素晴らしいはたらきを しはじめる
心のスイッチが 人間を
つまらなくもし すばらしくもしていく
電灯のスイッチが
家の中を明るくもし 暗くもするように
あなたの心のスイッチは入っていますか。
良い運も、良い縁も、あなたが、気づかないばっかりに、通り過ぎて行ってしまいます。
本日のご来店心よりお待ちいたしております。

令和7年1月11日

お客様、ありがとうございます。

 化学肥料や農薬を原則使わない有機食材を給食に取り入れる動きが広がりつつある。2012年に環境保全型農業によるまちづくりを宣言した千葉県いすみ市は、有機栽培を行う農家を支援し17年に学校給食をすべて有機米に替え、昨年10月には給食費を無償化。地産地消による市の活性化や環境負荷の軽減、地域のブランド化にもつながり、農業の新たな活路としても注目される。
コストや流通面で有機栽培に不安を抱く農家には、農機具などを無償で貸し出したり普通米の1.5倍の価格で有機米を買い取ったりして支えた。就農者と収穫量は徐々に増え、現在は市立小中学校12校分、42トン全量が有機米。野菜も順次有機化を進める。太田市長は「新産業の育成や市全体のイメージアップにもなった」と胸を張る。市企画政策課によると、環境に配慮したまちづくりと有機給食が知られ、移住相談は21年度に741件まで増加。特に子育て世代や有機農業に関心のある層が増加中だという。木更津市も19年に有機米栽培を始め、本年度から給食米の5割を地元産有機米に切り替えた。 東京新聞
 私達の県でも是非、検討して欲しいと思います。
本日のご来店心よりお待ちいたしております。

令和7年1月1日

お客様、ありがとうございます。

あとから来る者のために
田畑を耕し
種を用意しておくのだ
 山を 川を 海を
きれいにしておくのだ
ああ
あとから来る者のために
苦労をし
我慢をし
皆それぞれの力を傾けるのだ
あとからあとから続いてくる
あの可愛い者達のために
みなそれぞれ自分にできる
何かをして行くのだ
     「あとから来る者のために」 坂村真民
世界が、何もかも大きく変わろうとしています。
地球も気候も、政治も経済も、そして自然も。
けれど、私達は、あとから来る者のために全力で良い世界を残しておこう。人類の未来のために。
今年も健康で豊かな食をサポートできるように頑張ります。ご贔屓よろしくお願い申し上げます。
本日のご来店心よりお待ちいたしております。

令和6年12月29日

いよいよ今年も残り三日となりました。
年ごとに正月の習わしや、雰囲気がなくなって行くことは時代の流れとはいえ寂しいことです。
門松やしめ縄は、それを目印に神さまが天から降りて来るとも、あるいは、ただ今、我が家にご滞在中という印とも言われています。
しめ縄を飾ることで、その家を守る魔よけになるのです。
鏡餅は、三種の神器の一つである銅鏡を形取ったものだそうです。昔より鏡には神様が宿ると言われ、正月の床の間に鏡餅を供えるのは神さまをまつることなのです。
鏡餅を二つ三つと重ねるのは、福が重なるようにという思いであり、裏白は裏も真っ白ということで、人間正直であれと。橙は代々栄えるように、昆布は「よろこぶ」が多いことを、ゆずり葉は、家系が絶えないことを願ったものです。
ともかくあなた(阿弥陀)任せの年の暮れ
目出度さも ちう位也 おらが春
年玉の さいそくに来る 孫子かな            小林一茶
今年も一年間、ご愛顧有り難うございました。
来年も従業員一同心一つにして頑張ります。