感謝文
令和5年10月28日
お客様、ありがとうございます。
朝の「パンティッシュ」は、子供の教育上いけない非常識な行為?
読売新聞の掲示板サイト「発言小町」には食事のマナーや作法、行儀にまつわる話題が多く寄せられます。これまでも「刺し身をパックのまま食卓に出していいか論争」「お茶碗に残ったご飯粒をめぐる論争」などありました。
今回は、「パンを乗せる皿代わりにティッシュペーパーを使ってよいか」という論争でした。いろんな反響があり、お皿洗わなくていいからという合理派や、そんなの教育上良くないでしょうという道德派など様々でした。
こういう方もいたそうです「ここの反響を見て、パンティッシュがこんなにだめだなんて初めて知りました。我が家では旦那も普通にそうするし、義母も実母もみんなそうです。」という方もおられたそうです。食育専門家は「食卓は子どもがマナーや常識を学ぶ場所でもあります。ティッシュペーパーにのせて食べるのは、普通ではないことを教えておくことですと。
食べ物への感謝を大切にしたいと思うのですが。
本日のご来店心よりお待ち致しております。
令和5年10月21日
お客様、ありがとうございます。
「石ころ」 金子みすゞ
きのうは子供を ころばせて
きょうはお馬を つまずかす。
あしたは誰が とおるやら。
田舎のみちの いしころは
赤い夕日に けろりかん。
「うらない」 金子みすゞ
夕やけ 小やけ
赤い草履 飛ばそ。
赤い草履 裏だ、
も一度 飛ばそ。
表 出るまで、
何べんでも 飛ばそ。
夕やけ、 小やけ、
雲まで 飛ばそ。
とおい、遠い、昔。
でも、なつかしい。 日本の美しい秋でした。
本日のご来店心よりお待ち致しております。
令和5年10月14日
お客様、ありがとうございます。
侍ジャパン、世界一。栗山監督の言葉。
強い組織というのは自分の都合よりも、チームの都合を優先し、全員がチームの目標を、自分の目標だと捉えていることだと思っています。
そういうことを伝えるために、三十人の選手全員に手紙を、慣れない墨筆で一枚一枚書きました。
それを各人の部屋に置かせてもらったんです。
真心ってそういうものでしか伝わらないと思うのです。「あなたは日本代表チームの一員なのではなく、あなたが日本代表チームなのです」。全員に「俺のチームだ」と思ってやってほしかった。
そのため、普通はキャプテンを一人指名するわけですが、今回は全員がキャプテンだと。正直言って、僕が相手できるような選手たちじゃなくて、本当にトップクラスの選手が揃っていたので。
そうしたら、初日の練習が終わった後、ダルビッシュが僕の部屋に来て「監督、全員キャプテンOKです。あれ、いいですね。しっかりやります」。野球の試合は九人しか出場できません。要するに、他人事にするチームはやっぱり勝ち切らないと思うんですよ。一人ひとりが「俺がキャプテン」という思いで、戦えたのが第一の勝因です。
本日のご来店心よりお待ち致しております。
令和5年10月7日
お客様、ありがとうございます。
右手で幼い孫の手を引き、左手に大荷物を抱えて駅へ向かっていたら、突然の雨。困っていると、誰かが傘を差し掛け荷物を持ってくださった。
「ありがとうございます」と見上げた顔に見覚えがあった。彼も「あっ」と声を上げた。昨年のこと、駅で財布をなくして困っていた青年に切符を買ってあげた、その彼だったのだ。「あれ以来です、ボクがこんなお節介をするようになったのは…」。
私が小さな親切をしたのにもきっかけがあった。五年前、足首を捻挫した私は杖にすがってバスに乗り、病院前で降りるとき小銭を料金箱に入れ損なった。百円玉が転がって見えなくなった。運転士さんは「いいですよ。後で探しますから」と仰ってくださり、乗客の皆さんは座席の下を見てくださり、近くのお二人が私を支えておろしてくださった。その時の嬉しさが忘れられなかったのだ。ささやかな思いやりが巡って、いま青年を通して戻ってきた。心がホカホカと温かくなった。駅につく頃雨はやんだ。
宮崎市竹内博子 当時六三歳 小さな親切運動本部「涙が出るほどいい話」より
ちょっとした優しさや思いやりを、お互いに。
本日のご来店心よりお待ち致しております。
令和5年9月30日
お客様、ありがとうございます。
あんなに世話をしてやったのに
ろくなあいさつもない
あんなに親切にしてあげたのに
あんなに一所懸命つくしたのに
のに… のに… のに…
「のに」が出たときは ぐち
こっちに「のに」がつくと
むこうは「おんにきせやがって…」と思う
庭の水仙が咲き始めました
水仙は人に見せようと思って
咲くわけじゃないんだなあ
ただ咲くだけただひたすら…
(中略)
人間のように
「のに」なんてぐち
一つも言わない
だから純粋で
美しいんです。
相田みつを
本日のご来店心よりお待ち致しております。