MaruichiMaruichi

Life 感謝文

令和7年4月19日

お客様、ありがとうございます。

日本には四季折々に旬のものがあります。旬の食べ物は生命力が漲っていて、食べれば格段に免疫力がアップします。
春に顔を出す蕗の薹や芹、ウドなどの山菜は冬の間身体の中に溜まってしまった老廃物を解毒し排出を促してくれます。春は苦みが基本の味。
これが肝臓の働きを助け整えてくれるのです。
またビタミンCたっぷりの春キャベツや新タマネギも、この季節ならでは。甘さも増して美味しい。
タマネギは血液をさらさらにする効果があるのですが、水にさらすと水溶性なので栄養分が溶け出してしまいます。新玉葱なら柔らかくて辛みも弱いので、切ってそのままサラダで食べられます。
夏は「酸味」、その素はクエン酸で、暑さや疲れを取り夏バテを予防してくれます。代表格が梅干しです。そして身体の熱を逃してくれるキュウリやナス、トマト、スイカなどです。
秋は穀物と根のものをたくさん頂き、冬の寒さに備える季節。さつまいも、里芋、長芋など。
冬は身体を温めてくれる根菜類を多めに料理しましょう。ゴボウ、人参、蓮根、里芋、大根など。
お鍋に欠かせない長ネギや白菜も冬が旬です。
本日のご来店心よりお待ちいたしております。

令和7年4月12日

お客様、ありがとうございます。

「損得より尊徳に生きる」
「人は全身全力を尽くして一生懸命に働いて天に貸してさえおけば、天は正直で決して勘定違いはありません。人ばかり当てにして、人から礼を言われようとか褒められようとかそんなケチな考えで仕事しているようでは、決して大きなものにはなりません。労働は神聖なもので、決して無駄になったり骨折り損になどならない。
 正直な労働は枯れもせず腐りもせずちゃんと天が預かってくれる。どしどし働いて、できるだけ多く天に預けておく者ほど大きな収穫が得られる。
私ははじめからこういう考えで、ただ何がなしに天に貸すのだ、天はいかにも正直でした。
三〇年貸し続けたのが、今日現にどんどん帰って来るようになりました。
陶業・商事の企業集団森村財閥 森村市左衛門の言葉
現代は「損得」勘定で働くひとが多いですが、昔の人は「尊徳」を基準に働いてきたものです。
勤勉こそ人間に財と思い天に貯金していきます。
「陰徳あれば陽報あり」。人知れず徳を積んでいる人には必ず良い報せがあるのです。
本日のご来店心よりお待ちいたしております。

令和7年4月5日

お客様、ありがとうございます。

子どもたちの近視が増えている。仕方がないと見過ごされてきたが、近年の科学研究で危険性が見えてきた。視野が狭まり、失明の原因になる緑内障のリスクが、軽度の近視でも数倍に高まる。
強度の近視の場合、失明につながる近視性黄斑症のリスクは約850倍に達する。今のままでゆけば、膨大な人数が失明し、生活に不便を抱える未来が待っている。
原因は生活環境の変化だ。屋外で活動する時間が減り、タブレット端末やスマホを見る時間が増えた。WHOでも、「近視パンデミック」と警鐘を鳴らす。日本の実態は、十四歳男女の83%、30人学級の内、25名が近視と言う。一〇年前から、三~八歳で近視になった子供が増えた。発症が早いと視力も下がりやすく強度の近視が増える。近視に悩む台湾は、スマホやタブレットなどを三〇分見たら一〇分休憩をとり、毎日最低一二〇分野外で強い日光を浴びる事を推奨している。
シンガポールも同様な対策を取り成果を上げている。
                  日本経済新聞コラム「迫真」 三月二十七日
避けては通れないデジタル化の時代であるが、このまま見過ごしていいのだろうか。
本日のご来店心よりお待ちいたしております。

令和7年3月29日

お客様、ありがとうございます。

 「心のスイッチ」       東井義雄
 人間の目は ふしぎな目
 見ようという心がなかったら
 見ていても見えない
 人間の耳はふしぎな耳
 聞こうという心がなかったら
 聞いていても 聞こえない
 頭もそうだ
 はじめから よい頭 わるい頭の
 区別があるのではないようだ
 「よし やるぞ!」と 
 心のスイッチが入ると
 頭も すばらしいはたらきを しはじめる
 心のスイッチが 人間を
 つまらなくもするし すばらしくもしていく
 電灯のスイッチが
 家の中を明るくもし 暗くもするように
 己の人生、己次第。「よしやるぞ!」の心次第である。四月だ。門出の四月だ。「たった一度しかない人生を本当に生かさなかったら、人間、生まれてきたかいがないじゃないか」
本日のご来店心よりお待ちいたしております。

令和7年3月22日

お客様、ありがとうございます。

百九歳で大往生された京都清水寺貫主大西良慶大和上。その和上を尋ねられて、アメリカのノーベル賞作家パールバック女史が、清水寺にお越しになられた時、和上に「あなたは九十歳を過ぎられてこれまでの人生で、一番働き甲斐というか、充実したというか、良かったと思われる時代はいつ頃でしょうか。」と尋ねられたそうです。
女史は「それは六十代か、七十代です。一生懸命にやった五十代ですかね」と、昔を懐かしむ言葉が出て来るかと思われていたのでしょうが、「今やね」と、ただ一言おっしゃいました。
九十歳も過ぎて、一般常識的には一番良い時代である筈がありません。実際に、和上はその頃、目も耳も不自由でしたし、身体の自由もききませんでした。その中で「今やね」と、お答えになられたことは、非常に味わい深いものがあります。
「今を喜んで、今を楽しんで、今を感謝して、この生きてる一日を本当に楽しんで、喜んで過ごさないかんで」といつも、巧みに法話されておられましたから「今が大切。今を喜ばなあきませんで」と言われたのでしょう。和上ご自身百九歳の最後の最後まで現役で勤めを果たされました。
本日のご来店心よりお待ちいたしております。