MaruichiMaruichi

Life 感謝文

平成28年5月1日

昭和二六年、貧しい時代でした。当時の女の子は兄ちゃんのお下がりのズルズルの大きいズボンをはいている子もいました。

 ある体育の鉄棒の時間の出来事。A子ちゃんが上手にをすると、みんなの前に可愛いおしりがあったのです。若いの男の先生はとして見ていたと思います。

 その時です。A子ちゃんと同じダブダブのズボンをはいていたB子ちゃんが、A子ちゃんの前にさっと立って大きく手を広げました。そして「成功」と明るく声をかけたのです。

 B子ちゃんの後ろにはさっとズボンをあげたA子ちゃんのホッとした姿がありました。

 クラスの仲間はB子ちゃんの勇気ある姿にきました。常に黙ってみているB子だったから。

 でも、B子ちゃんだったから、A子ちゃんがどんな悲しい表情になっていたのか、すぐにわかったのだと思います。昭和はそんなのある時代でした。着るものもなく、貧しかったけど「昭和の中にあった、友達をおもう優しい心」を、今の子供に伝えて行きたいものです。

 本日のご来店心よりお待ち致しております。

平成28年4月24日

二九日は昭和の日。昭和天皇の誕生日です。

 天皇は「自分のをのは2.26事件と太平洋戦争終戦だけだった」と語られてます。

 2.26事件では「をて現地に向かう」と言ってを命じました。

 また、太平洋戦争の終戦時も一部の反対を押し切ってポツダム宣言のを決断されました。「にの上をとめけり身はいかならむとも」と、まれました。

 9月27日、ただひとりのを連れ、マッカーサーの元を訪ねられた昭和天皇。

 「私は、戦争の全責任を者として、あなたの国のにすべてをゆだねます。(つまり、でも受けると)ただ、国民は住む家もなく、着る物も不自由し、食べるのもままならぬ状態です。どうか、この国民の衣食住のみはごますように・・・」この死をほどの責任を引き受け、国民を思いやる態度にマッカーサーはまで動かされたとに語っています。敗戦後、日本各地をされに励む人々を、力づけられた昭和天皇でした。

 本日のご来店心よりお待ち致しております。

平成28年4月17日

西ドイツのアデナウアー元首相が、アメリカのアイゼンハウアー元大統領に、こんなことを言ったという。

 第一は「人生というものは七〇歳にして初めてわかるものである。だから七〇歳にならない内は、本当は人生について語る資格がない」。第二には「いくらをとっても老人になっても、死ぬまで何か仕事を持つことが大事だ」。この二つは分かり易い。けれども三番目に言ったことは「怒りを持たなくてはいけない」という。

 これは単なる個人的な感情、ではない。もっと高い立場に立った怒り、つまりを言っている。指導者としてのの立場において、何が正しいかを考えた上で、これは許せないと言うことに対して、大いなる怒りを持たなくてはいけないと言うのである。

 敗戦後首相として、西ドイツを復興再建させたアデナウアーである。国家国民のためにならないことは強い怒りをもって当たるべきと言う。

 占領下で、憲法の制定も、教育の改革も受け入れなかったのはこの公憤が有ったからである。

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平成28年4月10日

「おてんとさまがみているよ」子供の頃、悪さをするとそういわれて、られておりました。

 「にできる生き方をしなさい」と、「いことをしておれば必ずが見てくれてる」と励ます言葉でもありました。

 天の道と書いて、お天道様。お天道様=太陽=神様です。

 お天道様は、罰を与えたりはしないのです。お天道様は、「愛」と「法則」なのです。

 「誰も見ていないから」と悪事を働いて逃げおおせたとて、いずれ法則が自分をきます。誰も気づかないところでを行ったのなら、のちのち大きな愛となって返ってきます。

 「が見ている」というのは、この世には常に愛と法則が働いているということをわかりやすく言い換えたものだと私は思うのです。

 日本人は「」を大切にします。だからこそ、を守り、を大切にするのです。

 「おてんとさまがみているよ」これはとてもな教えだと思います。ぜひ日本人の心として、これからも大切に伝えていきたい言葉です。

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平成28年4月3日

桜が咲き、入学式・始業式が始まります。

 「人間は教育によって人間になる」という言葉があります。は二度目の島流しで島に流されたとき、三個のを持って行きました。その中には八〇〇冊の本が入っていたといわれてます。の吹きさらしのの中でひたすら「」や「」などを読み、をったそうです。

 もで、のに送られた時、一年二ヶ月の間に六一八冊も本を読み、杉家にされた時も五百五冊の本を読み、その後も三四六冊のの書をしています。

 彼らは、知識を増やすために本を読んだのではなく、心を、をり上げるために読書したのです。「読書は、心の食べ物、肉体を養うために毎日の食事が欠かせないように、心を豊かに養うとして読書は欠かせない」森信三先生は言われています。「小さな人生論」

 「七歳の児童たちの読書量が、将来の世界における英国の位置そのものである」英国のブレア首相の言である。日本の児童の読書量は?。

 本日のご来店心よりお待ち致しております。