感謝文
令和3年5月9日
お客様、ありがとうございます。
子どもは皆、自分のお母さんを選んで生まれてくるのだそうです(わずかながらお父さんの場合も)。それにはいろいろと理由があって、「お母さんを幸せにしたいから」「お母さんが寂しそうだから」「お母さんを笑顔にしたいから」・・・さらに生まれてくる日もピンポイントで、名前すらも自ら選んでこの世に出てきます。
名前は胎内記憶の中で育まれ、まさにその人のアイデンティティです。小さい頃に呼ばれていた名前を覚えていますか?「まさあき」さんなら「まあちゃん」とか「まーくん」とか、「みちこ」さんなら「みっちゃん」「みーちゃん」とか。お母さんお父さん、おじいちゃんおばあちゃん、いろんな人から1日になんどもなんども呼ばれた自分の名前。
大人になると名字で呼ばれる関係性になります。一度目をじっとつむって試してみてください。名字で「○○さん、○○さん」と何回も呼ばれた時と「まあちゃん、まーちゃーん」と何回も呼ばれた時。その感覚はまったく違います。「まあちゃん」と何回も呼ばれると心底から温かく懐かしい記憶が甦ってくるのです。認知症の患者さんですら、「まあちゃん」と呼ばれたら「はい」と返事をするのだそうです。
名前を呼ぶとき、計り知れないくらいの愛情が満ちあふれているのです。
本日のご来店心よりお待ち致しております。
令和3年5月2日
お客様、ありがとうございます。
青森県の白神山地近くに「森のイスキア」という施設があります。この施設は全国から来る悩みを抱えた人たちを手料理でもてなす場です。ここに日本のマザーテレサと言われる佐藤初女(ハツメ)さんがいらっしゃいました。
「はじめは胸が詰まって食べづらくしていますが、食事がおいしいとだんだんと胸の中の物が吐き出され、やがて自分で答えを出して行かれます。なぜ食べるだけで、これほど変わるのか。私はお米や野菜、すべての食材にいのちがあると考えています。野菜のいのちが私たちの体に入り、生涯一緒に行き続ける、これを”いのちのうつしかえ”と呼んでいます。
そして私はその食材のいのちを生かすように調理したいと常に思っています。緑の野菜を湯がくとき、これまでよりもいっそう鮮やかな緑に輝き透明になる瞬間があります。この一瞬を逃さず引き上げて食べるととてもおいしい。緑の野菜だけでなく、昆虫も魚も物も何でもいのちが変わるときは透明になるものです。人の心もそのように素直で透明でなければいけないとここ20年くらい思い続けています。」
本日のご来店心よりお待ち致しております。
令和3年4月18日
逆境に立たされた場合、どうすればいいのでしょう?
私は、逆境に立ったとき、自分で試したり、理論的に考えてみて得た「策」があります。どんな人であれ、もし自然な逆境に立たされた場合には、第一に、「これは自分のつとめなんだ」と覚悟するのが一番だということです。その立場に満足し、身の程をわきまえて、「どんなに心をイラだたせても、これは天命なのだからどうしようもない」とあきらめる。こうすれば、どうしようもない逆境の中にいても、平常心を保てるでしょう。ところが、こんなときにすべてを人為的なものだと解釈して、「人間の力でどうにかできる」と考えるなら、やたらと苦労の種を増やすばかりか、苦労しても報われず、最後には疲れ切ってしまいます。これからどうすればいいかを考えることすらできなくなっていまうでしょう。
コロナも自然の逆境。自然な逆境の中で行きていくには、まず天命を受け入れることです。そして、ゆっくりと来るべき運命がくるのを待ちながら、たゆまずくじけず勉強するのがいい。
本日のご来店心よりお待ち致しております。
令和3年4月18日
お客様、ありがとうございます。
明日十九日は毎月の食育の日。
朝ご飯は一日の元気の源。朝ごはんを食べると、午前中に活動するための準備が整います。朝ごはんを抜くと、エネルギー不足で集中力がなくなったり、疲れたり、イライラしたりするなどの影響があります。
朝ごはんを食べることでエネルギーや栄養素が補給され、五感も刺激されて体や脳が目覚めます。そして、寝ている間に低下した体温を上昇させます。また、よくかんで食べることで、脳に刺激を与えて脳の働きが活発になるほか、胃に食べ物が送り込まれると帳が動き始めて、朝の排便を促します。
朝ご飯は必ず食べましょう。
朝ごはんを抜くと、かなりの空腹状態のところへ昼ご飯が入ってくるので、血糖値が急激に上昇してしまい、それを下げようとしてホルモンインシュリンが出るので、この時摂った栄養が脂肪に変わってしまうのです。また、眠くなったりだるくなったりし、いわゆる低血糖の状態になります。体に負担をかけないためには、三食きちんと食べるのが大切です。
また、朝食抜きは一歩間違うと筋肉量の減少につながり、運動能力の低下などを引き起こすことがあります。
本日のご来店心よりお待ち致しております。
令和3年4月11日
お客様、ありがとうございます。
池江は、五〇㍍を二位でターンすると残り二十五㍍付近でトップに立ち一気に加速。一位の電光掲示板を確認した途端に涙が溢れて止まらなかった。「ただいまという気持ちでこのレースに入場してきました。自分がすごくつらくてしんどくても努力は必ず報われると覆いました」インタビューで泣きながら言葉を紡いだ。「今すごく幸せです…本当に言葉にできません」。
東京五輪の星と期待されていは池江さんが白血病を好評したのが令和元年二月。生命さえ危ぶまれたが「この世でこんなに苦しいことがあるのか」というほどの抗癌剤治療などの闘病生活を経て、奇跡の回復を果たし、昨年三月にはプールに戻った。だが、世界と戦っていたころの筋肉は削げ落ち、体重は一五㌔減。それでも懸命な努力を続けた結果みるみる体力も回復、今年二月のジャパン・オープンでは五〇㍍自由形で二位、復帰初の表彰台に立った。米のNBCスポーツも「一昨年に白血病で一〇ヶ月入院した日本の水泳スターの池江が”行きていることが奇跡だった”とかたった一四ヶ月後の日曜日に東京五輪代表に選ばれた。」と祝福した。
池江璃花子選手のためにも、景気回復、そして世界平和のため、オリンピックの開催を心の底から祈りたい。
本日のご来店心よりお待ち致しております。