NEWS

お知らせ

平成29年6月4日

金次郎は十二の時から父にかはって川に出ました。しごとをすまして、家へかへると夜おそくまでおきててをつくりました。さうしてあくる朝そのわらぢをしごとばへもって行って、「私はまだ一人前のしごとが出来ませんので、皆さまのおせわになります。これはそのおです。」といって人々におくりました。父がなくなってからは、朝は早くから山へ行き、をかり、をとって、それをうりました。又夜はをなったり、わらぢをつくったりしてよくはたらきました。(しごとにはげめ金次郎は十六の時母をうしなひました。やがてふたりのおとうとは母の里にひきとられ、金次郎はまんべゑといふの家へ行って、世話になりました。金次郎はよくのいひつけをまもり、一にちはたらいて、夜になると本をよみ、字をならひ、のけいこをしました。をじはがいるのをきらってをましたので、金次郎はであぶらなをつくり、その種を町へ持って行って油に取りかへ、毎晩しました。(がくもん)尋常小学修身書児童用巻三より 本日のご来店心よりお待ち致しております。