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Land Recultmentオーガニック野菜交流会 レポート

食とみらいのプロジェクト-Food Future Design

「オーガニック野菜交流会」を開催しました!

2021年8月28日(土)、インターンシッププログラムの一環で「オーガニック野菜交流会」を開催しました。日本の食生活の現状、野菜の美味しい食べ方、そして、実際にオーガニック野菜を食べながらの交流会を実施しました。

まず第一部の「日本の食生活とオーガニック食材の現状」については、「日本の食生活は良い」と思われがちで、それ自体は間違いではありませんが、農薬や化学肥料を使用して栽培された食材を普段から摂取しており、世界的な”農薬大国”ともいえる状況です。農薬に含まれる微量の化学的な添加物が少しづつ蓄積していくことによって、3世代のちまでアレルギー、メンダルシック、発達障害等の影響が出る可能性があるとも言われています。

一方、アメリカは”ジャンクフード”のイメージをお持ちかもしれませんが、実はオーガニック食材の普及が急速に進んでおり、日本に比べると遥かに進んだオーガニック先進国になっています。近年では中国もオーガニック食材の普及が進んでいますね。

第二部では、「体にやさしい美味しい野菜の食べ方」という内容で野菜ソムリエの大角さんに季節に応じた野菜を「旬」な時期に摂取することの大切さなどをお話しいただきました。

例えば夏は暑いので汗をかいて水分補給が必要ですが、冬はじっとしていて、水分も取らないことが多いですね。なので、このように外部環境が変われば、体に必要な食材・栄養素(調理方法)も変わってくるということで、旬な野菜はその時期に必要な栄養素を持っているため、旬な野菜を摂取することが実は健康においては、一番理にかなっているのです。

また旬な野菜を摂取するメリットもあります。

・お手頃価格で新鮮なものがたくさん手に入りやすい

・栄養価が高くなる。ものによっては同じ食材でも季節によって栄養価に2倍の差が出るものもある。

など。これからの晩夏~初秋の時期は、気温が下がり始め湿度から解放される一方、空気が乾燥気味になる時期です。そのため、体内のうるおい不足、皮膚、肺、喉などが乾燥し、咳・便秘などの不調が起こりやすい環境にあります。こういう時期は例えば、オクラ、サトイモのようなネバネバ野菜を摂取することで乾燥を防いだり、しょうがや大葉などのような薬味系の野菜を摂取することで、気温が下がる際の胃腸や消化器の血行不良を防ぐ役割を果たすことができます。

また野菜も切り方によって味や食感が大きく変わるというお話もありましたが、こちらは次回の「みやざき料理男子教室」のレポートで詳しく説明できればと思います。

以上のように、自然なものを、旬な時期に摂取することが一番体にいいということを学んでいただきました。複雑に考えずにシンプルに考えれば、当たり前のことなのですが、今一度ご自身の食生活を見直していただけると嬉しいです。

最後に、マルイチの日向百生会で収穫したばかりのオーガニック野菜をふんだんに使って、ビオカフェ様のご協力をいただき、ランチメニューをみんなで食べました。野菜はキュウリ、ジャガイモ、大葉、万願寺、オクラ、
花ニラ、ピーマン、カボチャ、ゴーヤを使用し、とてもオシャレで美味しい料理をご提供いただきました。

・カボチャの焼ニョッキと日向百生会の焼き野菜の温かなサラダ

・ビシソワーズ

・合鴨のロティと茄子のパネ焼き ビガラードソース

自然の体にいい食材を使用し、プロの方に調理いただいた料理は最高に美味しかったですね。

健康にいいだけでなく、何より「美味しい」料理を食べられることが、オーガニック野菜や旬の野菜を摂取する一番のメリットかもしれませんね。

マルイチでは、これからも食の大切さについて、楽しく学んでいただけるインターンシップを実施していきます。是非少しでもご興味ある方はお越しください!

 

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